その昔に、1年だけ活動をしていたグラゼニ女子というグループがありました。

恥ずかしながら私はそのグループの初期メンバーで、グループ終了時に担当の方とお世話になっている代理店さんから「お前の仕事だぞ」と作ってもらったのが、日本野球連盟公式サポーターです。

社会人野球の広報活動を始めて、あっという間に4年目に突入しました。

楽しいことばかりではなく、大変なことも山ほどあったし、SNSで悪口を書かれて傷付いたこともありました。

それでも「豊島は温室育ちだから、社会にもまれる経験をした方が成長につながる」と送り出されたときの言葉を信じて、とにかく真面目に、一生懸命続けることをモットーに。社会人野球をたくさんの人に好きになってもらえるよう考えて動いた4年でした。

公式サポーターは、アイドルでもタレントでもイメージガールでもありません。社会人野球の魅力を伝える裏方です。

主役は選手とチーム。

その主役たちに焦点を当てて、少しでも多くの人にもっともっと認知してもらいたくて、このたび週刊ベースボールさんのご厚意で連載をスタートすることになりました。

残された都市対抗野球大会を夢見て、日々の練習に励む選手たちを紹介するコラムとなっています。

今年は気になる新人選手が多くて、しばらくはルーキー特集のようになってしまいそうですが（偏りがないように調整して公開するかもしれません）、やはり社会人野球はベテランの活躍なくしては語れないので、選手の年代関係なくコラム公開をしていく予定です。

コロナの関係で取材活動も停滞していましたが、その分自分の立ち位置と今後についてじっくり考えられるいい機会になりました。

私は社会人野球が好き。人が好き。好きだからたくさんの人に良さを伝えたい。だから半人前ではありますが、書く仕事を通して選手一人ひとりの魅力を伝えていきたいと思います。

早速「コラム良かったよ！」と感想をいただけて、うれしい限りです。ここからさらにステップアップできるよう、もうひと踏ん張り頑張ろうと思います。