人生を変えた一冊(蒼穹の昴①)
最近は自己啓発本をよく読んでいますが、自分の人生で一番好きな小説は?と聞かれた時に真っ先に出てくる本があります。
1996年に浅田次郎さんが発表された「蒼穹の昴」と言う小説です。
私は単行本全4冊を読んでいますが、テレビドラマ化していたことは今回のこの記事を書くことで知りました!
なんと浅田次郎さんはこの作品に対して「私はこの作品を書くために作家になった」と言ったほど
実は中学生の時の中間テストに出てきたことがきっかけです笑
小学生の時から図書館の本はなんでも読む!を高校まで続けていたほど本読みっ子でした。
国語の読解テストで蒼穹の昴のラストシーンが出てきて、それまでの主人公の苦労は知らなかったけど、さいごに主人公が栄光を掴んだ最後の一部だけでグッと引き込まれました。
まさか学校の先生に取り寄せ本にしていただいて、読んだほど。
最終的には大学生時代には単行本を購入していました笑
舞台は光緒12年(1886年(日本:明治19年))から光緒25年(1899年(日本:明治32年))までの清朝末期。
貧家の子、李春雲(春児)は糞拾いによって生計を立てていたが、貧しい家族のために自ら浄身(去勢)し、宦官となって西太后の下に出仕する。
一方、春児の義兄で同郷の梁文秀(史了)は、光緒12年の科挙を首席(状元)で合格し、翰林院で九品官人法の官僚階級を上り始める。
清朝の内部では、政治の実権を握っている西太后を戴く后党と、西太后を引退させて皇帝(光緒帝)の親政を実現しようとする帝党とに分かれ、激しく対立していた。
后党と帝党の対立は、祖先からの清朝の伝統を守ろうとする保守派と、衰えた清朝を制度改革によって立て直そうとする革新派(変法派)の対立でもあった。
両者の対立は、やがて西太后と皇帝の関係にも、深い溝を生んでゆく。
春児は西太后の寵を得てその側近として仕え、一方、文秀は皇帝を支える変法派若手官僚の中心となる。敵味方に分かれてしまった2人は、滅びゆく清朝の中で懸命に生きていく。
(Wikipediaより抜粋)
次回では、おすすめシーンやこの本の好きなところをシェアしていきます♪
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