見出し画像

コザの夜に抱かれて あとがき

 さてみなさんいかがだったでしょうか。最後まで読んでくれた方、ほんとうにありがとうございます。この小説は2017年くらいに処女作の執筆中に書いていた、息抜きの小説です。夜の街に行ったことのないぼくは、友人からの情報や、風俗的な本やマンガで聞きかじった知識で、こんな物語かいてみたいなー、ぐらいで書きはじめました。

 このころのぼくは性的リテラシーも低く、意識はしていなかったのですが差別的かな、と今読んで思います。しかし、誤字脱字は直しましたが、加筆はしていません。そのとき思ったものをそのままにしておきたいからです。了承ください。

 みゆきとは夜の街においていかなる女性であったのか、どういうシンボルだったのかをくみとっていただければ幸いです。

 夜の街でしか生きられない蝶を食い物にする男たち。この構造は今も昔も変わりません。できれば彼女たちに安息の日が訪れますように。

2021年03月14日   

           湧上アシャ

よろしければサポートしてください。ちりも積もれば。ほんのすこしでかまいません。日々の活動の糧にしていきたいと存じます。noteで得た収入は仕事の収入と分け、みなさまによりよい記事を提供するための勉強をさせていただきます。