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『遠い空の向こうに』『裸足の季節』『羊たちの沈黙』☆加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage

今朝のメルマガは、加藤るみさんの連載『加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage』第2回をお届けします。今回取り上げるのは、るみさんが「前向きになれる」と語るロケットエンジニアの自伝的作品『遠い空の向こうに』、自由を求めるトルコの少女たちの戦いに目頭が熱くなる『裸足の季節』、そしてサイコサスペンスの傑作『羊たちの沈黙』です。

加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage
第2回『遠い空の向こうに』『裸足の季節』『羊たちの沈黙』

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夏がやってきました!
皆さん、夏といえば何が思いつくでしょうか?

海、お祭り、キャンプ、花火、フェスなどなど、
たくさんイベントがあるかと思います。

今、私が一番に思いつくものは……

登山!です。
登山に挑戦したい、加藤るみです。

最近、「山に登ってみたい」という本当にふわっとした野望が生まれました。
その野望の発端は、「人生で一度は富士山に登りたい!!」というところから来ているのですが、
今まで一度もちゃんとした登山をしたことがない私……。

この夏、まずは超初心者でも登れる山を見つけて、
登山というよりは、ハイキングという形で挑戦してみたいと思います。

映画コラムなのに、いきなり登山について語り出してしまいすみません(笑)
この夏に挑戦してみたい、私の秘めた野望でした。

さて!!

今回は、純粋に前向きになれる映画『遠い空の向こうに』と、
麗しい少女たちの戦いに目頭が熱くなる『裸足の季節』、
私が観ると決意するまでに3年以上も時間がかかってしまった傑作『羊たちの沈黙』をご紹介します!

~夢を持とう~

『遠い空の向こうに』

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出典

今回、最初にご紹介する映画は、炭鉱の町で生まれ育った少年たちが、
ロケットを飛ばすことに情熱を捧げ、夢に向かっていった熱い物語です。

実はこのお話は実話で、NASAのロケットエンジニアであるホーマー・ヒッカムの自伝を元に作られた映画なのです。

今、夢が見つからない、夢がわからないという人にぜひ観てもらいたい作品です。

「夢を持とう」って気持ちになれる、心を動かすキッカケをくれる、素敵な映画でした。 

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