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Vol.10 アシュタールとの対話 自動書記(回想録 そこに在る)

AKIHIRO:
うーん、そこをどう思うかって言われてもそんなことこれまでに考えたことも無いからなぁ…
動物や植物、微生物までも出て来て、そこに意味を問われてもなぁ…

アシュタール:
そうよね?
この世の中に存在する様々な者たちに対して、存在する理由、意味を説明することは出来ないでしょう?

きっとそういうのはいくら考えても出て来ることは無いと思う
何故なら、それがこの問いに対する答えだからね

AKIHIRO:
何故ならそれが答え…?

アシュタール:
えぇ、そもそもはこの世の中に普段からあなたたち人間みたいに複雑に、難しく生きている存在というのは他にはいない
私が今、動物や植物、昆虫や微生物まで持ち出して伝えたかったことはそういうこと
それらの全ての生命を持つ者たちはそれぞれが〝そこに在る〟というだけであって、それ以外には特別なことは考えてはいない
そういうものなのよ

AKIHIRO:
そこに在るというだけで、それ以外には特別な意味は無い…?

アシュタール:
えぇ、そういうこと
先程も言ったと思うけど、あなたたちの全ては今世の体験は一度っきりの体験であって、それを次に持ち越すとか、来世にはその続きをやり遂げるとかそういうのは無いって言ったでしょう?
そのように、この世の中は全てがそういうふうに動いている中で、あなたたち人間以外の存在たちがやっていることは、ただ〝今というこの一瞬一瞬を体験しているだけ〟のこと
それぞれがそれぞれの今世での体験を、ただその存在たちなりに味わっている
楽しんでいる
それだけのこと

そして、そういうことが分かってくると先程あなたが疑問に思っていた最初の部分
今世の地球体験をしに来た人たちの誰もが最初から、あなたが言うようなブループリントという計画書みたいなものに沿って、それを計画通りにおこなっている訳ではない
私が言っているように、中には明確な目標ややりたいことを決めてやって来る人もいれば、そういうものは何も無くて今世をただ楽しんでいる人というのもいっぱいいる
それは今言ったようにあなたたち人間以外は皆んなそうだし、じゃああなたたち人間だけが他の存在たちに比べて特別なのかって言ったらそんなことは無い
そう考えたら私の言っていることは分かってくるんじゃないかな?って思うけどそこはどうかしらね?

AKIHIRO:
あぁ…、なるほどね…
なんか今ちょっと分かったような…
うーん…
そういうことか…

ENA:
うん、なるほどね…
今のアシュタールが言っていたこと、私には凄くハッキリと理解が出来たわ!

AKIHIRO:
そうだね…
ホントに確かにそうだよね…
俺たちというのは何故にこうやって自らで、自分たちに対して何かの存在している意味とか、そこに意義とか価値みたいなものをやたらとくっつけたがるんだろう…って、今アシュタールの説明を聞いて自分でも不思議になってきたよ

アシュタール:
でも、だからと言ってそれが悪いとは私は言ってはないからそこも誤解しないでね
今、私がしている話し、これからしていく話しというのはあくまでも私が語ることであって、それをどう受け取るのかはあなたたち次第
これはあなたたちと繋がった最初にも言ったけど、私が言ったからそれは絶対に正しいとか、そういうのでは無いから最後はあなたたちが判断したらいいことだからね

AKIHIRO:
いやぁ…、でもそこは大丈夫だよ!
今のアシュタールが言っているようなことを、じゃあ他の誰かがそこまでハッキリと答えられるか?って言ったら、今みたいなカタチで説明出来る人なんて普通はいないと思う…
ねぇ、ENAもそこはそういうふうに思うよね?

ENA:
うん、そうも思うし、あとは私にはこうやってアシュタールのエネルギーがダイレクト入ってくるから、それが絵のようなイメージで受け取れてね…
いやぁ…、なんか全てが納得…
アシュタールの言っていることに何んにも不自然に思うことが無い
今、そういう感じなのよね…

AKIHIRO:
いやぁ…、俺にはENAみたいな感じで直接アシュタールのエネルギーを受け取ることは出来ないけど、でも、ENAの言っていることは凄く分かるよ
うーーん、なんか面白くなってきた!
正直、まだ他にも質問したいことは探せばいろいろとあると思うけど、アシュタールが先程から言っている、〝この世の中の真実の核心〟
その話しがめちゃくちゃ気になるんだけど、それって先に話しをしてもらうことは大丈夫?
その話しに進んでもらってもいいかな?

アシュタール:
えぇ、他に質問が無いというなら、じゃあ今からその中身を話していくことにするわね

<アシュタールの語り>

この世の中の全ての始まり

創造主誕生からの物語り

それはいつのことか、何故そうなったかも誰にも分からない不思議な、不可解な現象から始まった話し

全く何も無い世界
空(くう)の世界

そのような何も無い0(ゼロ)の空間に、ある時突然、〝存在する存在〟1というものが誕生したところから始まる話し

ある時そうやって、突然誕生した1という存在

その1という、それまでには無かったものは、自らの存在を自分自身でもどうやっても理解することが出来ずに、その後長い間、空(くう)の空間を彷徨い続け、

その存在(のちの創造主)は、自分以外には何も無い空の空間の中で、ひたすら自問自答をしては、自分は何者なのかということを問い続けていったの

ある時のこと
その存在(創造主と呼ぶ)は、ふとアイデアを思いつき、これなら自分のことがもっと分かるかも知れないと、その後は自分自身を分裂させ、〝自分以外の存在〟というものを作っていった

創造主は自らが分裂したもうひとつの自分にこう尋ねたわ

『もう1人の私、君は私のことが存在として分かるかね?』

分裂したもう1つの自分(創造主の分身)は、その問いに対してこう答えたわ

「はい、あなたの存在は分かりますよ!」

自分の存在が在る(ある)、それが分かると言われた創造主は嬉しくなって更に言葉を続け、こう言った

『そうか!君には私の存在が分かるのか?
ならば教えて欲しい
私という存在は何んなんだ?
君から見て、私の存在というものが何んなのかを教えてほしいのだ!』

「あなたの存在、私にはそれがあることは分かりますが、それ以外には何をどう答えていいのやら
私にはあなたの存在以外を説明することは難しいのですが…」

『何んでもいいのだ 
君から見た私の姿
私はどのような姿カタチをしている?
君には私がどのように見えるのか?
何んでもいい
何んでもいいからそれを教えて欲しいのだ』

「私から見たあなたですか?
私から見たあなたは真っ暗な空間に佇むナニカのモノ
それをナニカのモノ以外に説明することは難しいのですが、間違い無く存在していることだけは確かなこと」

『そうなのか…
君にはそれ以外には答えようが無いというのだな…』

「あっ、そうだ!
いいことを思いつきました
あなたのことをあなたがもっと知る方法
それは今のこの方法で私のような分身を更に増やせば、もう少しいろいろな方法であなたのことが分かると思うのですが、いかがでしょうか?」

『なるほど!
それはいい考えだ!
君の言う通り、もっと多くの意見があれば私が求めている答えは見つかるかも知れないな』

創造主はそう言うと、その後は自分の分身となる存在を次々に生み出していったのよね

創造主は分裂した自分の分身たちに向かってこう言ったわ

『君たちから見た私の見たままを教えて欲しい
君たちから見て私はどのように見えるのか?
私という存在は何んなのだ?
さぁ、それぞれに思ったことを思った通りに言ってくれ!』

分裂した分身たちは、口々にその時に思ったことを創造主に伝えたわ

分身A:「私から見たあなたはモヤのように見える」
分身B:「私から見たあなたは煙のように見える」
分身C:「私から見たあなたはエネルギーのように見える」
分身D:「私から見たあなたは何々に…」

そのように、分身たちそれぞれが言う答えが違うことに面白さを感じた創造主は、なるほど!と思い、その後は自分の分身をもっと多く作れば作るほどに自分のことがより鮮明に、更に詳しく分かるのではないかと思ってそれを続けていったのよね

その後、分身の数が増えれば増えるにつれ意外な意見や、それまでには無かった答えが見つかり、そのことが楽しくて仕方がなくなった創造主は、自分の周りを数えきれないくらいの無数の分身だらけにしていった

これこそがこの世の中の全ての始まり

創造主誕生から、今の私たちという存在までに繋がる壮大な物語りの始まりというものなのよね


VOL.11へ続きます。


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参加は無料となっていますので、是非お時間ありましたらご参加いただけたらと思います😉
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