見出し画像

へたくそ写真の修整:NX Studioで露出アンダー写真のビフォア・アフター

慌てて撮ったら、真っ暗、真っ黒の露出アンダー写真に・・・

画像1

うぉ、カワセミ発見! なんて思って慌ててシャッターを切ったものの、仕上がりを見ていたら真っ暗な露出アンダーの写真になっていたことありませんか?
主にレンズの明るさ(F値)に対してシャッタースピードが速すぎるなどの要因で起こります。最近のデジカメではAUTOの設定であればISOの値を大きくしてくれて光量が足りなくても映るように調整してくれます。
この写真では、カモ類を撮影している時に水面の反射を嫌ってPLフィルターを装着し、しかも結構な効果を効かせていたときに突然カワセミが現れたことから無調整でシャッターを切って、露出アンダーになってしまったものです。ただでさえ露出は+1しないといけない状況ですから相当暗い。

NX Studio でRAWから修整

せっかくの写真ですから、Nikonさんが無償で提供している NX Studio を使って、諦めず修整を試みます。

設定値

ホワイトバランス 晴天日陰
露出補正 +1 EV
アクティブD・ライティング より強め1
明るさ +10
コントラスト +20
D・ライティングHS +10

ノイズリダクション
適用量 50
シャープネス 65
エッジノイズリダクション ON

シャープ調整
輪郭強調 5

修正の結果

画像2

ビフォア・アフター 

画像3

左側がRAWの状態、右が修正後。
露出アンダーで真っ暗な写真でもわずか1分程度の修整でここまでいけますので諦めずに治しましょう。
※RAWで撮影せず、JPEGのみだとキツイですけども。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?