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あの時の、ちょっとの事が、将来毎日ご飯を共にする人を苦しめるとは

ゆきみちのサミです。タイムマシーンに乗りたいお話です。

腰椎硬膜内髄外脊髄腫瘍が見つかったわけですが、原因は不明のようです。

ただちょっとだけ、心当たりがありました。因果関係はわかりませんが。

だいぶ昔、24歳のとき。スポーツのコーチをやっていたのですが、ある日アパートのドアノブを引いたときに腰に激痛が走りました。

うががが〜動けない〜ということで、翌日病院に行って診断されたのが、「急性腰痛に準ずる」つまり準ギックリ腰でした。

準?何か変だな。結構痛いのに。ギックリ腰とも確定できないのかな?

こうした、ちょっとした違和感。この時の自分に会って言いたいです。「大きな病院に行って、MRI検査、造影剤を打ってきちんとやってもらいなさい」と。

24歳の私は特に何もせず、湿布だけもらって数日後仕事に戻りました。将来、毎日顔を合わせてご飯を食べる相手が現れることなど全く考えていませんから、

この相手に今、日々痛みで真っ赤な顔をして叫び、物にあたり、弱音を吐きまくる自分を見せ、苦しませるなんて知る由もありません。

もしあの時きちんと検査をしていたら?何もできなかったかもしれないけど、まだ小さい腫瘍を見つけたかも。そうすれば、生活習慣にもっと気をつけられたかも。もしくは、手術、リハビリができたかも。

あれから、何度か腰痛があったのですが、それでも何もせず、結局造影剤での検査をしたのは妊娠の1年前、坐骨神経痛があってから。そこでもただ痛み止めをもらって終わり。まさか、妊娠すると毎日こんなに苦しむとは予想していませんでした。

毎日顔を合わせる夫に、「生き地獄だ」と言ってしまう。聞かされる方はどんな気持ちか。

タイムマシーンに乗って、この状況をあの時の自分に伝えたい…けどできないので、今の若い方々に伝えたいです。

ちょっとの違和感は、無視してはいけませんよ。自分のこと、適当にしちゃっているな、と感じる人はいませんか。自分のことをまず大切にしてください。気をつけて見てあげてください。気をつけ過ぎるくらいがよいです。それが他の人を大切にすることになりますから。



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