見出し画像

運動強度を守る

選手が思っている以上に、トレーニングのメニューを作るのは時間がかかるものです。

ボートは運動能力が高くても、それを活かす艇を動かす技術が無いと、その能力が宝の持ち腐れになってしまいます。
最低限の技術が無いと、メニューで追い込むこともできません。
これはカナヅチのスイマーに似ているかもしれません。

そのためコーチは、狙う大会に向けて技術を上げながら、体力を上げていくようなメニューを作っています。

大会まで今は体力の何を高めればいいのか、
疲労の溜まり具合はどうなのか
同じメニューばかりでマンネリにならないように
一回の練習時間内に納める内容にしないと

1週間分のメニューを作るだけでも大変です

せっかくメニューを作っても、選手が練習の意味を理解してくれていないと、狙った効果は望めなくなってしまいます。

有酸素運動で最大心拍数の60%くらいで漕ぎながら、技術も高めたいという狙いのところを、とにかく一生懸命なだけで漕いでしまうと心拍数もガンガン上がってしまいます。

感覚だけだと、どうしても心拍数を上げすぎてしまうところが、今はアップルウォッチなど、心拍数をタイムリーに目で見て確認できるものがあります。

ガムシャラに漕ぐのではなく、メニューの意味を理解して心拍数をコントロールする。とても大切です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?