私の整体の根本は自分の身体を整えることにある

私は高校、大学、社会人と８年間ボートを漕ぎましたが、後半の５年間は腰痛で苦しんだ選手生活でした。

そもそも私が整体という仕事を始めたのは、「腰痛で自分と同じような思いをしてもらいたくない」という思いからです。

そのためにも「自分を整えて良いコンディションで整体をする」ということを意識するようにしています。
自分の体調が良いときのほうが、良い整体ができるのです。

整体を始めたばかりのころは、まだ腰の痛みがある状態でスタートしたので、患者さんの身体を整えることと同時に、自分の身体も整えるということを並行してやっていました。

整体師の中には、仲間同士で整体をし合うという方法で体調を整えている人もいますが、私はセルフケアと言って、自分で自分の身体を整えるようにしています。

身体を整えるための情報を得たら、それをまず自分の身体で実験してみます。そして効果を感じれば整体をするときに患者さんにも取り入れてみる。整体の効果を持続させるように患者さんにセルフケアのやり方を教える。

トレーニング指導であっても、一度、自分の身体で体験しているので、やった感覚や効果、コツなどを自信を持って伝えることができます。

そんなことの繰り返しで自分も患者さんも身体が整うようになり、今では１６年間苦しんだ腰の痛みもなくなりました。

なので、私の整体の根本にあるのは、「患者さんを整える前に、自分の身体を整える」ことにあります。

最近の私が自分のためにやっていること

今まで試してみたことは、多分５００や６００ではないと思います。
ストレッチをやったり、ツボを押してみたり、筋肉を鍛えてみたり、気功を取り入れてみたり色々試してきました。

時には、身体が驚くほどに改善するような場合もありますが、いくつものことを平行してやっていると、何が効果的だったのかが判らないようなこともたまにあります。

そんな中でも、今現在取り入れていることを紹介します。
＊排尿を済ませてからの起床時の体重測定
＊朝食を抜いて一日二食の半断食
＊ブルーグラスウォーターを飲む
＊関節を安定させるための筋トレ
＊正しく歩くための正しい身体の使い方の練習
＊「ようじ磨き」で歯を磨く
＊アゴ周り、頭蓋骨を整える
＊五本指靴下を履く
＊MBTシューズで歩く
＊バランスボールに乗る

改めて書き出してみると色々やっているなぁと感じます。

過去には、１００均のメガネのレンズを外して、そこにトイレットペーパーの芯を入れ込み、それを掛けながら歩くなんてことや、裸足でグランドや芝生を歩いたり、でんぐり返しで背中の筋肉をほぐしたり、鼻をつまみながら声を出して副鼻腔をマッサージしてみたりなど、変わったことを試していた時期もあります。

これらは、ほんとうに今現在タイムリーにおこなっていることなので、一ヶ月後にはやらなくなっていたり、別のことを取り入れたりしているかもしれません。

ただ五本指靴下はやめることは多分無いと思います。
何年も履き続けているので、普通の袋状になった靴下は気持ちが悪くて履けないのです。スーツや礼服を着たときでも足元は五本指靴下です。