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サルの姿勢が腰痛をつくる

人間は直立二足歩行といって、体をまっすぐにして立って二本足で歩く唯一の動物です。

二本足で歩くことはDNAに組み込まれているので、赤ちゃんは誰に教わることが無くても、1年かけて自分一人で歩けるようになります。

そこから歩くことを繰り返していくことで、土踏まずや背骨のS字カーブも作られていきます。

土踏まずや背骨のS字カーブは人間以外の動物には無いものなので、直立二足歩行するためにあるのですが、歩き始めた直後ではなく歩行を繰り返していくことで作られるということは、長く歩く、速く歩く、平坦でない場所を歩くということのためのものだと考えることができます。

腰痛持ちは長く歩けない

多くの腰痛持ちの人は、土踏まずや背骨のカーブが崩れています。

土踏まずの崩れは、立つときの土台の崩れです。
扁平足や外反母趾などです。

背骨のS字カーブの崩れは姿勢の崩れです。
S字のカーブがキツくなれば反り腰ですし、C字になれば背中が丸まった猫背です。

最低限の歩きはできても、長く歩くことには適していない体です。
長く歩くことは体に負担を掛けることになってしまいます。

長く立っていると腰が痛い、長く歩くと腰が痛くなるという人は、歩くことはできる、でも直立二足歩行できないと考えると、極端な言い方をすればサルの体です。

姿勢が悪いことを猫背と言われるよりもサルと言われる方が屈辱的です。

サルの体では脳みそは発達しませんでした。
サルの体では言葉は発達しませんでした。
サルの体では歌は歌えません。
サルの体ではスポーツはうまくなりません。
サルの体では腰痛になりやすくなります。

私も16年以上サルの体でした。
サルから人間になって腰痛を克服しましょう!!


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