憧れの伊豆大島(序章)
やは、おはやう♪
いつでも行けると思うとずっと行かないってことあるやん。
俺は大学生時代から約8年京都市内に住んでいました。
けど有名どころはほぼ行かず、せいぜい自宅近くの哲学の道とか、たまに大文字の山とか散歩したぐらいでした。
偶に来客があったら銀閣を案内する程度かな。
今思えば行っておけばよかったと思う場所多数。
人ってそうやって機会を損失していくものなのですね。
ただ、今回はそんなルーティンに終止符を打ったという話です。
長いので何回かに分けて投稿しますね。
いつでも行けると行けない謎
3年ほど前に神奈川県の逗子に住んでいた事がありました。
海は長崎よりは全然美しくないのですが、それでも日常に海がある暮らしは最高でした。
しかも逗子って電車の始発だからたまに出かける際も間違いなく座れるのです。
おまけに首都圏にも1時間程度で行ける便の良さ。
だから田舎と都会の狭間って感じで、住むには最高でしたよ。
(ゴミ袋が1枚80円するけどw)
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で、逗子や葉山の海岸線からそこそこ以上に天気が良い日は伊豆大島が彼方に見えるのです。
「あそこには何があるのだろう?」「行ってみたいな」
漠然とそんな気持ちで眺めていました。
そんな伊豆大島ですが、伊豆の東側の海岸線からもよく見えます。
私が逗子にいた頃、愛用していたサフィール踊り子という列車があります。
個室にカフェまで付いてる豪華列車なのですが、誰かと気軽に出かけたい時はたいてい片道はこの列車を使っていたのです。
で、このサフィールに乗るたびに車窓から伊豆大島が見えるのですが、島が語りかけてくる…ような気がしました。
「おい、まだ来ね~のか?」
「似非パンデミックが終わったらまた混むぞ。」
「いつか行く、って断り文句やで。来る気あるんかい!」
いや、そんな事言われましても、手軽と言うには敷居が高い距離なんですよ・・・。
それに伊豆半島なら温泉とグルメと海水浴とサフィールetc、セットにして密度の濃い一日が過ごせますけど、伊豆大島に丸一日割く価値があるんか?
「伊豆大島でしか体験できないものがあるのかわからない」
そこが決めかねていた理由です。
それに伊豆大島に往復するお金と時間があったら、もっと良い場所があるのではないか、という感覚も邪魔していましたね。
ですが、関東を離れてようやく、私は伊豆大島に惹かれるようになりました。
宿代の高さが後押し
長崎に引っ越してからも、私はイベントや仕事で数ヶ月に1度くらいは首都圏に行く機会があります。
その際に時間に余裕があれば、北九州から神奈川までフェリーで行きます。
最近のフェリーって、きれいで超快適で、しかも新幹線より全然安い。
おまけに海の上では電波が入らないので、半強制デジタルデトックスできます。
移動で気分転換できて、タイパもコスパもかなり高いのです。
で、そのフェリーが夕方伊豆大島の目の前を通過します。
私はその大きさに圧倒されました。
(写真だと暗くて微妙なのですが、この記事のトップ画像がそれです)
火山なら雲仙があるやん。
椿なら五島のほうが有名やん。
…そんな長崎びいき思考を吹き飛ばしてしまう、目の前に圧倒的迫力でそびえる三原山。
この日から、私の伊豆大島行きたいアンテナは本気出して稼働しました(笑)。
そしてついに、その時はやってきます。
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似非パンデミック騒ぎでの損失を取り戻したい気持ちは分からなくもないんですが、最近の首都圏のホテルって、むっちゃ高いんです。
2019年以前の価格と比べると、泊まる気なくしますよ。
なので大抵、都内周辺の県のホテルを利用することにしています。
ですが今回、関東滞在中に2日間程予定がない日ができました。
お気に入りのホテルでのんびりしようと思ったのですが、こういう日に限って空きがないorz。
かといって別に都会でどこか行きたい場所があるわけでもないのです。
考えあぐねていたら…私の中にフェリーが浮かびました。
そうだ、宿代わりにフェリー使えばええやんか。
東京から伊豆諸島に向かうフェリーは夜行便。
2段ベットですがしっかり横になれますし、株主優待券を使えば35%引き(都内から伊豆大島まで5000円程度)で乗れ、ネット予約もできます。
(ちなみにさらに安い雑魚寝席だと3000円代になりますが、個人的にあまりリラックスできないので使いません。)
これを使えば伊豆大島に半日帰りでき、しかも滞在時間もたっぷり8時間程度取れるのです。
※なお株主優待券は冬なら投げ売りされていて、1枚200円以下で手に入ります。
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これはもう、行くしかないですね。
ごめんよ房総半島、俺は伊豆大島の引力に魂を惹かれたんだ。
(千葉県のJRと私鉄、バス、フェリーの大部分に乗れる格安のフリーきっぷが1~2月に発売されるので、当初はこれを使って房総半島でも回ろうかと考えていました。)
というわけで、まだ出発したわけでもないのに堂々と1記事使って伊豆大島へ向かうことになった経緯を書いてみました。
そのほうが熱が伝わるかな、と思いまして。
実際に伊豆大島に渡った時の記事はこちらです↓。
悪天候で正直微妙でした(笑)
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今日も長文駄文にお付き合い戴きありがとう♪
最後に・・・↓は私のnoteのサイトマップ。
(全記事へのリンクがあります。)
そして自己紹介(↓)です。
俺がどんなやつか気になったら読んでみてね。
私の情報を必要としている方に届くよう、あなたの心に響いたり役に立った記事があればシェアして戴けると幸いです。