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#155 一貫性の落とし穴

何年も続けてきたことを諦められない、手放したくないという心理が、僕たちを時折困惑させます。新しい考え方やアプローチに心を開かないことで、変化を受け入れることが難しくなります。しかし、考え方やアプローチが変わることは悪いことではありません。時代が変わればやり方も当然変わります、ましてや今は変化の激しい時代。今一度、現在の自分が一貫性に囚われすぎてはいないか、考えてみても良いのかもしれません。
#一貫性に囚われない

「変わること」こそが成長の証


人は、やると決めたことや人に高らかに宣言したことを、一貫性をもってやり遂げるべきだという考え方を持つ傾向があります。この心理効果を「一貫性の原理(一貫性の法則)」と呼びます。一貫性の原理は多くの人が持っている傾向であり、知らないうちに行動に影響を与えています。一貫性を持たないと、周りの人たちに中途半端だと思われるかもしれませんが、それは必ずしも正しくありません。逆に、異なる視点から物事を考え、行動することで、より多くの選択肢が開かれるのです。コロコロ意見が変わる人は、単に柔軟性を持っているだけかもしれません。彼らは新しい情報や状況に敏感であり、それに応じて考え方を変えます。この柔軟性こそが、時折一貫性よりも重要となることもあります。
#一貫性の原理

朝令暮改も時には必要


僕がコロナパンデミックを経て気付いたことがあります。それは、時には自分のやり方を変えなければならないということです。世の中には個人の力だけでは太刀打ちできないことが多々あります。柔軟性を持って新しい道を切り拓くことが重要です。コロナパンデミックを経て、僕たちは新たな視点から物事を考える必要性を痛感しました。時にはルールが180度変わることもある。その際、自分のやり方を変える勇気が求められます。
#朝令暮改

一歩下がってみませんか?


人は一貫性を持って行動することに価値を見出します。しかし、時には一歩下がって、違う視点から物事を考えることも重要です。一貫性だけが全てではありません。一貫性を持たせることに固執しすぎると、時には新しいアイデアやチャンスを見逃すかもしれません。一歩下がって、違う視点から物事を考えてみることで、新たな可能性が見えてくるかもしれません。
#俯瞰してみることが大事

一貫性の限界を超えて


一貫性がないことに対する悩みはよくありますが、それは一概に否定的なものではありません。一貫性だけがすべてではありません。柔軟性と創造性もまた重要な要素なのです。

一貫性の落とし穴を避ける5つのポイント

一貫性を持たせることに固執しすぎると、以下のような悩みが出てくるかもしれません。しかし、これらは必ずしも否定的なものではありません。

①仕事をこなすだけになってしまう

仕事をこなすだけが一貫性ではありません。仕事をこなすことは大事ですが、それだけが一貫性ではありません。新しいアイデアや視点を取り入れる柔軟性も重要です。

②目先の目標に囚われてしまう

中期的な視点も大切です。目先のことだけでなく、中期的な視点も持つことが重要です。将来の展望を見据えることで、より良い方向に進むことができます。

③仕事の優先度が入れ替わる

緊急の仕事に振り回されないように。緊急の仕事に振り回されることは避けたいものです。重要なことを見極め、優先順位をつける柔軟性が必要です。

④仕事がワンパターン化してしまう

専門外のニーズに挑戦する勇気。専門外のニーズに挑戦することで、新たな可能性が開けるかもしれません。一貫性だけに囚われず、新しいチャレンジにも積極的に取り組んでみたほうが良いかもしてません。

⑤仕事のやり方が180度変わってしまう

事業計画を考えるチャンス。事業計画やアクションプランの方向転換は、新たな視点を持つ一環です。一貫性を保ちつつも、柔軟に未来を見据えることが重要です。

最後に


まっさらな白紙に何かを書くことは苦手かもしれませんが、それは新たな始まりの一歩です。一貫性だけでなく、柔軟性と創造性も大切にした方が良いと思います。特に柔軟性は大事だと思っていまして、変化への柔軟性が、時には一貫性以上に成功への鍵を握ることがあることを心に留めておくことが大切です。一貫性と柔軟性のバランスを取りながら、新しい挑戦に向かいましょう。未知の道を切り開く勇気が、新たな成長の機会をもたらしてくれると思います。
#一貫性

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