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#210 ファミレスについて考えてみた

皆さん、こんにちは。今回の記事は、「ファミレスについて考えてみた」というテーマで書いていきたいと思います。ファミリーレストラン、通称ファミレス。最後に行ったのは、先輩に誘われて訪れたガストだったような気がしますが、それからはかれこれ5年以上も行っていないかもしれません。
#深夜の電話

日本のファミレスの歴史、はじまりはどこから?


ファミレスの歴史を振り返ってみると、東京都で創業したすかいらーくが、1970年7月7日に日本初のファミリーレストランであるすかいらーく1号店の国立店(現在のガスト国立店)を開業したことが始まりでした。日本におけるファミレスの起源は、この国立店にあるんですね。1970年代、団塊ジュニア世代が子供のころ、海外旅行はまだまだ高嶺の花。ファミリーレストランは身近にあった「非日常」だったのかもしれません。
#外食は非日常

ファミレスの変遷、店舗型からテイクアウトへ


時代は変わり、ファミレスも進化してきました。初期のファミレスは、家族連れや若いカップルが訪れ、特別な日に予約をして気を引き締めて食事を楽しむ場所として知られていました。しかし、今では3歳から90歳まで、幅広い世代が楽しめる場所となり、全国的に多くの店舗を展開しています。しかしながら2020年からのコロナ禍により飲食業界が大きなダメージを負ってしまいます。大手のチェーンも多分に触れず、店舗型からテイクアウトへシフトしてく必要に迫られていきます。
#テイクアウト

ファミレスの課題、価格競争と立地の問題


ファミレスは長らく「価格競争」に直面してきました。特に1990年代のバブル崩壊以降、コストパフォーマンスを重視したチェーン店が増え、価格競争の波が押し寄せました。また、立地の問題もファミレスにとって大きな課題となっています。ファミレスでは目的来店型というより、どちらかというと(出かけた先でふらっと訪れるような)衝動来店型のブランドが多いように思うので、人目につくように都心部の好立地な場所(賃料が高い)場所に出店している傾向があるため、運営面でのコストが高くつきます。つまり維持が大変なんです。「行きやすい」という立地の良さを生かした「安全パイのファミレス」の価値は、2020年までとは大きく変わってしまいました。従来の「勝ち筋」を確実に変えていかなければならないと思います。
#目的来店型

時代の変化、24時間営業からの転換


昔は24時間営業を行っているファミレスが多かったですが、近年では営業時間の見直しの動きが進んでいます。2017年にはロイヤルが、2020年にはすかいらーくが24時間営業を完全廃止するなど、現在では24時間営業のファミリーレストランは消滅しつつあると言えます。時代の変化に合わせ、営業形態も変わっているわけですね。
#深夜のファミレスにお世話になったな

ファミレス文化の旗手、ロイヤルホスト


戦後の経済成長を背景に創業した「ロイヤルホスト」は、ファミレス文化の旗手として知られています。大阪万博への参加を機に、さらに発展を遂げました。そして、2025年には大阪で万博が開催される予定。果たして「ロイヤルホスト」のような企業が出てくるのでしょうか。時代の変化が訪れるのか、これから注目していきたいですね。
#2025年

ローカルなファミレス


僕の故郷、北海道には「とんでん」というローカルなファミレスチェーンがあります。地域に根ざした味わいと雰囲気が魅力で、地元の人々に愛されています。コロナ不況を背景に、ビジネスモデルの転換やブランドの淘汰も進んでいる中で、こうしたローカルなファミレスも大切に支えられています。
#とんでん

さいごに


登場から半世紀以上が経過し、ファミレス産業は新しい時代を迎えています。価格競争や立地の問題、営業時間の見直し、ローカルなファミレスの存在など、さまざまな要素が絡み合っています。どのように変化し、進化していくのでしょうか。これからのファミレス業界の一手に注目していきたいと思います。
#ファミレスの未来


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