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#25 飲食への参入障壁を考える

職人さんによくある、壁を作り参入障壁を上げる
令和の現在にも、依然として残り続ける
「昭和の悪習」
一昔前だと、日常的に当たり前に行われてきた
実際のところ僕も何度かそういった場面を目の当たりにしているし、自分自身にも思い当たる節がある
#昭和から令和へ

【OJTが99.9%】

採用後、基本的な入社手続きを済ませると、必要なことは現場で教えますので、この後は現場の責任者から、不明点は何でも聞いてくださいね、みたいな事を言われる事が多い、基本的スタンスがこんな感じなので、当然その現場に配属される人は混乱する、ストレス耐性のある人だと問題ないかもしれないが、初めての職場で不安でいっぱいの中、現場を逃げ出す人が続出するのもある程度理解できる、何故なら若者はストレス耐性に弱い傾向にあるからだ。

大手のチェーン店や、上場している飲食企業には
しっかりとした教育の部門を設置しているところが多いのだが、中小の飲食企業や個人店には、会社規模として、専門の部署を持つことは難しい、大抵の場合はその店の(料理長、店長)責任者が新人教育にあたるのだが、先ず前提として理解しておいて欲しいのは、店舗の責任者は忙しいということと、もう一つ(これが根本的な問題なのだが)新人教育を担う責任者たちも実は、入社の頃新人教育を受けていないことが多い為、きちんと教える事ができないのだ、そうなると現場で行われるのは【俺の背中を見て仕事をおぼえろ】【仕事は目でみて盗め】のような無茶苦茶な教育が今現在も行われている。
#スパルタ教育

こんな事をしていると、いよいよ人は離れていくし飲食業のためには良くないと思う、教え方がわからないのであれば、今だとコーチングスキルのテキストや研修なども行なっている、学ぶ努力さえすればいくらでも学ぶ事ができる、情報がインターネットに溢れているしYouTubeからも情報を得る事ができる。
#インターネットによる情報革命

飲食業界の社会的な地位が低いのも、これらの要因が少なくとも関係しているし、生産性の低さくる賃金の低さも然り、30年前からのデフレの影響が
今尚飲食を苦しめている。
日本の飲食は世界一だと思うし、ここまで多様性がありホスピタリティに溢れた国は無い。

「和食」はユネスコの無形文化遺産なんですよ
知っていました?
世界的に価値があるものなんです、ここをもう少し強調した方が絶対良いし、価値が認められているものには値段がつく「和食」というジャンルに於いて競合が無く価値が認められているものなので、全体的に価格をもう少し上げて、社員の賃金アップや生産者からの食材を、もう少し高い値段で仕入れて上げることで、経済が上向きになると思う。
#飲食に夢と希望を

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