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#243 記憶の片隅にある飲食店

僕の記憶の片隅に、忘れられない飲食店の原体験がひとつだけあります。それは、母親と僕の兄弟と一緒に訪れた、地元の居酒屋さんです。初めて食べた炭焼きの焼き鳥の味は、今でも鮮明に思い出せるほど特別なものでした。
#原体験ドリブン

その日、僕はまだ小学生で、居酒屋という大人の雰囲気が漂う店にくるのは初めてでした。お客さんの楽しそうな笑い声や、店員さんが元気に注文を取る声が、店内をにぎやかに満たしていました。店内は狭かったけれど、その狭さが逆に居心地の良さを感じさせました。特に印象的だったのは、煙がモクモクと漂う雰囲気。焼き鳥の香ばしい匂いが店内に広がり、まるで違う世界に足を踏み入れたようでした。
#異世界へようこそ

席につくなり僕や兄弟達は、オレンジジュースを頼んだ覚えがあります。しかし、そのジュースが出てきたのは、当時小学生の僕の顔の大きさのビールジョッキに入っていたのです。当時の僕には、ジョッキほど大きなグラスはとても大人っぽく感じられました。そのジョッキから飲むことで、幼いながらに大人の世界をちょっと垣間見た瞬間でもありました。
#衝撃の出来事

あの日、雪が降り始めた寒い季節だったと思います。幼いながらに、飲食店は楽しい場所だという印象が芽生えました。当時の僕は特別、食べ物にはあまり興味がなく、とにかく食べ物の好き嫌いが多く偏食でした。そしてなにより魚が嫌いでした。その嫌いな魚が食事の際に出てくると僕は食事を食べないので、よく母親を困らせたものでした。その後なぜだか寿司職人になるんですけどね。
#今は魚料理が大好きです

そんな僕のために、母親は居酒屋に連れて行ってくれたのだと思います。その後、高校時代になると、僕は学校の勉強もせずに飲食のバイトを始めました。焼肉屋やラーメン屋で働き、次第に飲食業の魅力に取り憑かれていきました。その後進学した専門学校でも勉強の傍ら飲食のバイトをやっていたこともあります。そして20歳になりバーテンダーとして働くようになり、その魅力にはまりました。そして20年以上経った今でも、飲食業を続けています。人生どこでどうなるのかわからないですよね。
#ありがとう

思い出の味、飲食業への道


あの特別な日から数十年が経ちましたが、今でもその記憶は鮮明に蘇ります。飲食店がもたらす特別な思い出は、僕にとって一生忘れることのできない宝物です。幼少期、居酒屋で焼き鳥を楽しんだことは、飲食業に進むきっかけとも言える出来事でした。その後、高校時代に焼肉屋やラーメン屋でのバイト経験が、僕の飲食業への情熱を燃え上がらせました。お客様に美味しい料理やドリンクを提供し、笑顔や元気を引き出すことが何よりも楽しい仕事だと感じたのです。飲食業に携わりながら、僕は常に新しいことにチャレンジし、お客様に最高の食体験を提供しようと日々試行錯誤しています。思い出の居酒屋さんでの経験から得た懐かしくも衝撃的な思い出が、今でも僕の仕事に大きな影響を与えています。
#多くの人を笑顔にしたい

飲食業から得るベネフィット


飲食業に携わることから、僕は多くのベネフィットを得ることができました。まず第一に、お客様との交流が豊かです。料理を通じて人々が笑顔になり、楽しいひとときを共有することは、何よりも魅力的な側面です。また、飲食業は常に変化していく業界です。新しいメニューや食材、料理法を学び続けることで、自身のスキルを向上させることができます。お客様の好みに合わせた料理を提供するために、クリエイティブな発想力も養われます。そして、飲食業は人々に喜びや幸せを提供することができる貴重な仕事です。食事は人生の一部であり、美味しい料理を通じて人々に幸福を感じてもらえることは、何よりも充実感を得られる瞬間です。
#飲食のススメ

もし僕の周りに、将来何をしてよいかわからない若い人がいたら、僕は飲食業をすすめます。飲食は人間の根源的な欲求であり普遍的です。未来永劫、人は食べることをやめないと思います。そして飲食を通じていろいろな人と繋がれる。お客様しかり、同じ職場で働くスタッフや業者さん、食材の生産者さんまで様々な人との交流があります。僕にも様々な繋がりができました。これからの世界で大きな問題は3つ「不安」「孤独」「退屈」です。「不安」は確かにあるかもしれませんが、飲食店で働いていると「孤独」「退屈」は無いと思いますので、将来何をしてよいのかわからない人は飲食をおすすめします。
#若者に届くとよいな

まとめ


幼少期の思い出の飲食店での経験は、僕の飲食業への道を切り拓くきっかけとなりました。特別な食べ物や場所が、人生の中で大きな影響を与えることがあることを思い出させてくれます。飲食業に携わることから得るベネフィットは多岐にわたり、お客様との交流、スキルの向上、人々に幸福を提供する喜びなどがあります。これらのベネフィットは、飲食業が特別な仕事であることを示しています。思い出の飲食店での特別な思い出が、今でも僕の心に残り続け、飲食業への情熱を燃やし続けています。食事の力を通じて人々に幸せを届けることが、僕の仕事の意義であり、今でも飲食業を生業としている推進力でもあります。その思い出のオレンジジュースの味がいつまでも当時の記憶とともに心に残るのです。
#思い出の居酒屋

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