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どこかで誰かに何かあれば必ず現れる洪班長(Mr.ホン)

原題「어디선가 누군가에 무슨 일이 생기면 틀림없이 나타난다 홍반장」この長いタイトルの韓国映画を見たのが何年前だろう。
今、調べたら2004年。まもなく20年が経つんですね。
今日はこの映画について語りたいと思います。

神出鬼没のホン班長。主演のホン班長を演じたのは今は亡きキム・ジュヒョク。ヒロインはオム・ジョンファ。最近ネットフリックスでブランクある元医師の主婦が復帰するまでの離婚や若い医師との関係を描いた「医師チャジョンスク」で主演してました。こちらもおすすめです。

「・・・ホン班長」(長いので省略)は釜山の町を舞台にしたラブコメディ…。夢だらけじゃない「大人のファンタジー」。韓国映画はちょっと毒の効いた大人ファンタジーがいつも秀悦だなと思います。あり得ないけど、絶対ないけど、もしかしたらあるかも?と毒のせいで思わず錯覚してしまうような。

「ホン班長」は何者かというと、いわゆるの自治会の班長的存在で、面倒見がよく、人に頼まれればどんな仕事も請け負い、そんなわけで街の人に慕われ、なんでも器用にこなし、DIYした洒落た家に住み、囲碁が恐ろしく強く、ワインにも詳しく…。こんな男性いないでしょう。

だからと言って親切一辺倒でやさしいわけでなく、割と冷たい。そしてミステリアスな過去もあるらしい。これは女子が惚れるタイプだと思います。私が個人的に好きなシーンはボールにいれたビビンバをワシワシ混ぜて豪快に食べるシーンです。なんのフェチよ?(笑)

そんなホン班長に、はじめは反発していたオムジョンファ演じる都会から来たプライド高めの歯科医師の彼女。田舎の濃密な付き合いにも馴染めず孤立していたわけですが、ホン班長を意識するにつれ田舎生活にも心を開いていき、都会では知る事のなかったちょっと「良い事」に気づいてゆくわけです。

なぜ、今「ホン班長」なのかというと少し前に話題になったネットフリックスのドラマ、シン・ミナ主演の「海街チャチャチャ」って「ホン班長」のリメイクなんですね。
主演男優がホン班長、と呼ばれている、
海辺の田舎町、
都会から来た歯科医師、、、ああああああああ、となりました。

だからです。
それで語りたかった。それだけです。
「海街チャチャチャ」で映画では明らかにならなかったホン班長の過去の謎が明らかになってるという情報もネットで見つけました。

私のなかでのホン班長は永遠にキム・ジュヒョクなので、若すぎる「ホン班長」に入り込める大人ファンタジーは感じられないかもしれませんが、療養生活中に続きを見てみようと思います。









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