親を殺すとは

人格者になるためのプロセスとして「親を許す」というプロセスがあるらしい。

いきなり「殺す」ではなく、「許す」という話に脱線するが多めに見てほしい

多分、一番の無条件の愛を受け取ることのできるはず両親に対しての不満があり、両親はなぜ自分に愛をくれなかったのかと思う。
この不満を両親を許すことで解消し、一歩前に進むということだ。

例えば、お店で不必要にクレームを言うような人は幼少期に親から話を全く聴いてもらえなかったという経験がある場合が多いようだ。
それで、大人になっても幼少期の「話を聴いてほしい」という子供のころの欲求や不満を解消できずにいる。

と、言った具合に無意識に人には心の中に幼少期に親に対して生まれた不満が残っていて、それがその人の精神的なところに深く根付いているらしい。

だから、その不満を乗り越えて親を許せば、精神的にさらに一歩前に進めるのだという。

しかし、例えば親から言いようもない酷い扱いを受けた場合、親に対しては恨みの気持ちが大きくなる場合もある。

そういった人は「親を許す」のは難しい。

だから「親を殺す」のだ。
というのが私の解釈。

ただ、本当に親を殺すのでは無い。
幼少期から受けてきた親からの影響を全て「殺す」のだそうだ。

例えば、親から虐待を受けた子は大人になると親と同じようにまた我が子を虐待する可能性が高い。
なぜそうなるかという詳しい話は省略するが、人は親からの影響をかなり強く受ける。
親は子に似るのである。

で、「親を許す」なんて到底できないので「親を殺す」のだ。

これが現段階での自分なりの「親を殺す」の解釈。

また、気づきがあったら書く予定。

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