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ブータンについて(その1)

先日のソンクラン休暇でブータン王国へいってきた。出発まで、旅行のようす、旅行から帰って考えたことを書く。

ブータン王国は、いつかいってみたかった国のひとつである。なぜか?理由を忘れかけていたが、ブータンに着いてからだったか思い出した。中学の頃に読んだ伊坂幸太郎の小説に、ブータン人が出てくるのである。ブータンの国や文化についても割と触れられており、私は当日その小説がかなりお気に入りで、映画化されたものも見た。たしか伊坂幸太郎自体は父に本を借りてハマり、映画は母や弟もみて良かったと言っていた気がするから家族ぐるみで好きだったのだ。

きっかけは小説なのだが、その後も世界一幸福な国という文句に惹かれて気にかかっていた。そして最近ではSNSがブータンでも流行り、世界中の人と比較するうち幸福度が世界一からどんどん落ちているという話も目にし、ますます興味がわいていた。幸福度低下に関しては、自動車の普及で渋滞がひどいせいという理由も見かけた。ただ、私たちの滞在ではほとんど気にならなかった。バンコクに感覚を破壊されてるからなのかもしれない。

ブータンはガイドさん無しでは観光できない。特にコロナ後は、観光客を選別するために高い入国税や様々な制限を設けているらしい。中国人観光客を優遇しまくるタイとはかなり考え方が違うようである。少し値は張っても安心と信頼を取り、日本の旅行会社を選んだ。メールのやり取りをし、必要書類を集めて航空券とビザを用意してもらった。

出国は朝6時の便で、4時までに空港チェックインする必要があったため、前日に空港近くのホテルを取り、夕食を早々に済ませて午後7時に寝る。2時頃に起き、3時には出発し、空港へ。行きのみ意図せずビジネスクラスになったため、ラウンジでご飯を食べる。ふつうのクロワッサンがやけに美味しく感じた。

実は、私はウイルス性結膜炎で前日まで出社NG、妻は風邪で寝込んでいるという激悪コンディションだった。が、なんとか持ち直し出発できてよかった。

まずはここまで。


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