えな鳥

twitter→@wani_kawaiinono エッセイと小説を書きます

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クソまとめ記事量産会社で勤務していたら推しのデマ記事を作らされた話

クソ記事量産型のメディアサイトで働いていたこと ネットで調べものをしていたら、最初に低品質クソまとめ記事が出てきて舌打ちをした経験はないだろうか。  私は以前、そんな低品質記事メディアの運営会社でインターン生として働いていたことがある。  社名は伏せるが、悪い会社ではなかった。社員もインターンもライターも皆いきいきとしていたし、誰もが仕事熱心で明るい職場だった。ただ記事がクソだっただけで。  私はディレクターというポジションだった。  ツールなどを駆使して記事ネタを探

    • きっと誰かに刺さる悪口を書き連ねてみる①

       中学生のころ、妹と大喧嘩していた時期に、ある言葉を妹に対して言って大泣きさせたことがある。 「妹ちゃんって、鏡に映ると顔かわるよね」だ。おしゃれに熱心な妹が鏡に向かって何十分も髪の毛をいじくりまわしていたときに言った。  妹は泣きながら親にチクった。私は戸惑った様子で、「なんで泣くの、ただどっちもかわいいと思って事実を言っただけだよ」と弁明した。結果、私は怒られなかった。  だが、あの言葉を発した際、私は明確な悪意を持っていた。  人間の顔は、見慣れた鏡越しの方がな

      • 【体験レポ】超騙されやすい人間がTwitter(X)運用コンサルのセミナーを受けてみた話

         怪しいセミナーに参加してみたい。TwitterのDMで来る「副業で月50万円!」みたいなやつを見るたびに思う。詐欺だとはわかっているのだが、ああいうのに一度関わってみたい。どこかそういう欲がある。  返信したらどこへ連れて行かれるのだろう。なにを求められて、なにを奪われるのだろう。気になる。  かといって、犯罪の片棒を担ぐのは嫌だ。マルチも怖い。私は騙されやすいので、変な宗教にのめり込んでしまうかもしれない。すでに高額情報商材に結構な額を溶かしたこともあるし、ここは慎重

        • 弊デブ、大正製薬アライを買ってみた② ついに油が出ました

          ※本記事にはかなり汚めの描写が含まれます。お食事中の方はご注意ください。  大正製薬アライを買って6日目。毎日3回、ちゃんと飲んでいる。  前回の記事の最後では「まだ特に何も起きていない」という趣旨のことを書いたが、少し変化があったので書いてみる。  前回の記事はこちら 「弊デブ、大正製薬アライを買ってみた①」 体型の変化 見るからに痩せたとか、逆に太ったとかいうことはない。腹囲を測ってみたが前と全く同じだった。体重も変わらず。  効果が明確に出るのが4週目くらいから

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        • 【体験レポ】超騙されやすい人間がTwitter(X)運用コンサルのセミナーを受けてみた話

        • 弊デブ、大正製薬アライを買ってみた② ついに油が出ました

          弊デブ、大正製薬アライを買ってみた①

           2年で30キロ近く太ってしまった。食生活も運動量もほとんど変わらないまま、22歳くらいになったとたんいきなりそれは起こった。  30キロ台だった体重の頃に着れたTシャツなんかは泣く泣く全部捨ててしまった。  私の体形は、やせているとはとても言い難く、かといってはっと目を引くほど太ってもいない、「こういう人よくいるよね」という感じのデブである。服はLサイズが好ましいが、Mサイズでも着れることがある。健康診断では「やや肥満」と診断されるが、その他はいたって良好。いきなり食べ

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          【応募直前対策】小説コンテストで失格になる作品とは? 文学賞の表紙の付け方など解説!

           すごく面白い小説が書けた。これは受賞間違いなしだ。推敲も完璧。早速封筒に入れて応募しよう……。  その前に、ちょっと待ってください。  その原稿、もしかしたら読まれる前に失格になるかもしれません。 はじめに 小説コンテストの選考を突破する方法の記事は多数あります。  小説コンテストに応募したい方は、そうした攻略記事を読みこんで対策しているかもしれません。  しかし、実は審査員に読まれる前に失格になってしまう原稿があることをご存じですか?  筆者は過去に数年ほど、大手

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          音楽エアプがクラシックの演奏会に行ってみた

           クラシック音楽をおもしろいと思ったことはあるだろうか。私はない。  音楽にせよ絵画にせよ、古典的な芸術を楽しむためには多少なりともその界隈についての知識が必要だと思っている。  現代には様々なコンテンツが溢れている。その中で、わざわざ古めかしい趣味を選ぶということは、その芸術そのものが楽しいのではなく、「こういうのも楽しめちゃう高尚な俺(笑)」に酔っているのではないか、とさえ思っていた。  逆に言えば、私は「あ、クラシック好きなんだ。ふーん……」と言われることを恐れて

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          親友と一度もしゃべったことがないという話

           小学校4年生の春から中学3年生の終わりまで、私は毎日、隣に住む「ももちゃん」という子と一緒に学校へ通っていた。  「ももちゃん」とは中学も同じ部活で、登下校だけでなく、朝練や休みの日の練習も一緒に体育館へ通っていた。  「ももちゃん」はとても美人だ。ものしずかで、背が高くて、姿勢がいい。顔もかわいい。  小学生のときは毎日長い髪をおさげにしていた「ももちゃん」。三つ編みがとてもよく似合っていたのに、中学の校則が厳しくて、髪をばっさり切ってしまったときは悲しかった。  こ

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          小説応募を記録するだけ(2022/10~2023/12)

          えな鳥が2022年10月~2023年12月までに、応募した小説の記録です。 この期間で約40本の小説作品を書き、うち26本をコンテストに出しました。 エッセイ、川柳、標語などの応募は省いています。 【2022年 10月~12月】小説投稿サイトの長編に一段落がついたので、10月頃から公募勢として戦略を切り替えました。 「タテカラー漫画コンテスト」を軸に、ぽつぽつと応募してみた感じ。 ツクール×カクヨム ゲーム原案小説オーディション2022 ・2022年10月 ・1作品(

          小説応募を記録するだけ(2022/10~2023/12)