世の中はバイブレーションでできています。
ポジティブなバイブスを発すればポジティブなバイブスが返ってきます。ネガティブなバイブスにはネガティブなバイブスが。
これはべつにスピリチュアルな話ではなくて、笑顔でこんにちは！って言えば、笑顔のこんにちは！が聞けるし、クソヤロー！って言えば自分もクソヤロー！って言われるという単純な話。

バイブスの対象が目の前にあれば、とても分かりやすいのですが、対象が目の前にないとき。
バイブレーションはどこに行ってしまうのか？　
そのバイブレーションはどこで跳ね返るのか？
このバイブレーションをきちんと返してくれる存在が、きっといるんでしょうね？
神や仏です。
私は神も仏も信じていますが、そんなものはいないという議論には太刀打ちできません。存在の証明ができませんから。釈迦は実在していましたけど、いまでも釈迦牟尼仏が光を照らしてくださっているかどうかは、よく分かりません。
万物にはバイブレーションが備わっています。それは、思いとか、気みたいなものに近いものかもしれません。でも、思いや気は確実に存在します。そして、その思いや気は必ず誰かに伝わります。
思いや気を乗せて発信されているのが、バイブレーションということだと思います。
そのバイブレーションの拡散収縮・東奔西走、有為転変が「神的な摂理」なのだと思います。
神が受け取ってそれを投げ返していると解釈してもいいのですが、ボールが跳ね返って帰ってくる物理みたいなものでしょう。物理だといつかは運動を終えてしまいますが、初動は大きく力があるので、最初の言動は重要ですね。
とにかく。
自分が放ったバイブスは消えてなくなることはないのです。
道路にゴミを捨てる、誰も見ていなくてもバイブスは残ります。そのバイブスは自分に跳ね返ってくるのです。
逆もまたありです。
道路のゴミを拾う、誰も見ていなくてもそのグッドバイブスは自分に返ってくるのです。
それを昔の人は、「神様は見てくださっている」と表現したに過ぎないのです。
神と捉えても、バイブスの物理法則と捉えても、どっちでもいいと思うのですが、そういう宇宙の摂理・法則は存在していて、常にグッドバイブスを発している人ほど、素敵で、豊かで、才能に恵まれているのです。
誰も見ていないかもしれないグッドバイブスを陰徳と言います。その陰徳を積めば積むほど、ご褒美がもらえるはずです。
そのことを意識するだけで、人生はより楽しくなります。