タカハシ・カズ☆コミュニケーションズ

日本語教師(大学教員)。日本語コミュニケーション、クリエイティブシンキングが専門。武士…

タカハシ・カズ☆コミュニケーションズ

日本語教師(大学教員)。日本語コミュニケーション、クリエイティブシンキングが専門。武士道ゃ護身術の講義も。高橋和の助名義著作『こども武士道大切な教えの巻』『こども武士道今日から実践の巻』(講談社刊)。広告代理店、アフタースクール、塾講師等を経て現職。

最近の記事

  • 固定された記事

コミュニケーションをビジネスに!

noteはじめました。 広告会社で25年ほど。CM制作、コンテンツ開発など。武士道を教育コンテンツに変換した「こども武士道」が各方面で評価いただきキッズデザイン賞受賞。『こども武士道大切な教えの巻』『こども武士道今日から実践の巻』を講談社から上梓。その後、十和田市、盛岡市、杉並区、浦安市、港区、世田谷区の自治体や企業、小学校、学童などでワークショップを展開。 2012年に地元杉並で民間アフタースクールを開業。子どもたちのコミュニケーション能力や発想力、探求心などの涵養に努め、

    • 留学生からのよくある質問(1)

      質問1.「比べる」と「較べる」はどうやって使い分けますか? 回答:「比べる」は、単純に二つのものを比べます。「較べる」は論述的・学術的な検討において較べます。 質問2.「取得」と「獲得」で得るものに違いはありますか? 回答:「取得」は形になって手に入れることができるもの、免許、パスポート、資格証明などです。「獲得」は、「名人位獲得」や「調整力を獲得」など名誉や才能など目に見えないものが多いです。 質問3.「ここで」と「ここに」の違いはなんですか? 回答:「ここで」というと

      • 遠足に行かないという”新発想”

         子ども向けの施設(オルタナティブスクール)に居たころ、校外学習、いわゆる遠足があった。参加ですか不参加ですか、は聞いていません。私たちスタッフは全員参加するものと思っていた。しかし、50人中3人が「行かない」の回答。これはカルチャーショックというか、ジェネレーションギャップップというか、とにかく驚いた。私が子どもの頃、「遠足に行かない」というチョイスはなかったと思う。当然、もちろん、全員参加を疑わなかった。ところが、最近の子たちには「遠足に行かない」「修学旅行に行かない」と

        • 日本語教師養成講座、どこがいいのか?

           国家資格になり海外留学生も増加して、注目を集める日本語教師ですが、教師を始めるには①国家試験を受ける ②認定養成講座を修了して国家試験の応用試験のみ受ける 大きく分けてこの二つです。  国家試験は年に1回のようなので、養成講座を修了して(修了すれば教師として働くことができる)経過措置の期間内に国家試験を受けるのがお勧めです。では、どういう観点で養成講座を選べばいいのか? ①自宅から通いやすいこと ②自分のスケジュールに合わせやすいこと ③講座や実習の内容 ④費用面 など考え

        • 固定された記事

        コミュニケーションをビジネスに!

          欠席に理由は要らない

           本来は、という話です。  学校や授業などを欠席する場合、くどくど理由を書き連ねる方がいます。 理由なんかどうでもよくて、欠席か出席しかないのです。欠席する理由によって情状が酌量されるのであれば書くべきです。しかし、仕事だろうと、出張だろうと、家庭の都合だろうと、もっと言えば親族の死亡だろうが、出欠を管理する側からすれば、関係ない。知ったこっちゃない。出席は出席、欠席は欠席。それ以上でも以下でもない。病欠で長期離脱するなら理由は書くべきですが、そうじゃない場合は不要。本来は。

          ヤクルトおばさんはモラハラを受けているのではないか?

           ヤクルトおばさん、いや最近は若い方も多いから「ヤクルトレディ」ですかね。自転車の前と後ろと横に大量のヤクルト商品を積んで売り歩いている。よく考えると不思議なビジネスモデルだ。店舗を持たず移動販売で収益を上げている。それ自体、ちょっと時代とズレている気がしなくもないが、もっと違和感があるのは、彼女たちの服装、ユニホームだ。 全身、ヤクルト! どこから見ても、遠くから見ても、ヤクルト! これがモラハラに当たらないのか? 不思議でならない。 だってですよ。あのユニホームで、恐らく

          ヤクルトおばさんはモラハラを受けているのではないか?

          これとそれとあれ

          「ここ」と「そこ」と「あそこ」の違いは、距離の違いですね。運用にあまり悩む方はいないと思います。 では、「これ」「それ」「あれ」はどうでしょう。 モノや場所を指示している場合は容易ですが、具体的に何も指し示していない場合は悩みます。 「これは私の問題です」 「それはどういう意味ですか?」 「あれはどうなったの?」 みたいに使われた場合。 「これ」は「私には見えている(認識されている)案件。相手には見えている場合と見えていない場合とがある) 「それ」は「相手には見えているが、私

          やる気を試す

          とてもやりたいことがある。 家族に言ってみる。家族は大反対。 これで、そうか反対かということで諦めることは大してやりたいことではない。これは言い得て妙である。 自分の昔を振り返っても、やりたい⇒反対、でやめたことはさほど後悔していない。 しかし、どんなに反対されても、これが自分のやりたいことなんだ!と鬼の覚悟ではじめたものはモノになる。 どんなに親に反対されても、自分の道はこれだと突き進んだものは花が開くのである。 これを逆に、お子さんに試してみてください。 お子さんが「

          日本語教師 はじめました

          420時間の養成講座を修了して日本語教師デビューしました。 日本語教師? なにそれ? と、最初に私も思いました。 主に、外国人留学生に対して、日本語で日本語を教えるというプリミティブなコミュニケーションの仕事。 25年広告コミュニケーションを生業としていた私としては、「課題解決」魂に火が付きました。 日本語ができない人にどうやって日本語を教えるんだ??? しかし、日本で日本語学校などに入学して日本語を学ぶ留学生は、母国である程度日本語を習得している。ひらがな・カタカナの読み

          「光る君へ」が良い

          ワースト5に入るほどの出来だった昨年の大河ドラマ「どうする家康」に続いて、今年は紫式部の生涯を描いた「光る君へ」。 女性主人公のドラマは外れるというジンクスと、「みちゅいしゅみともぎんこう」の吉高由里子では期待薄だったが、いちおう初回を見た。 良い! かなり良い! 何が良いのか? 天然ボケ的な紫式部を吉高由里子が好演している。ハマってる。脇も良い布陣だ。音楽もセンスが良い。ナレーターも伊藤敏恵アナウンサーが抑制の効いた語り口を披露している。ドラマを邪魔しない。さすがである。

          終わってるビジネスと終わりつつあるビジネス

          こんなランキングつくってる方いますよね。 ランキング化することはあまり意味はないので、順不同に挙げます。 電話営業 これはもう完全に終わってる。だいたい知らない番号の電話に出ない。0120からはじまる電話も出ない。固定電話もない。こんな環境で電話で営業して成約を取るなんて1憶分の1くらいの確率。超効率悪い。こんなこと社員やアルバイトにやらせている会社には行ってはいけません。 ビラ配り これもヤバい。誰も貰わない。ティッシュでギリ。とくに駅前で不動産のチラシ配りやってるディッペ

          終わってるビジネスと終わりつつあるビジネス

          背後感覚を身に付けよう

          電車で刃物による切り付け事件が起きました。犯人は若い女性で電車内でたまたま近くにいた人を無差別に切り付けたようです。 まず思うのが、なぜ殺気に気がつかない?ということです。 刃物を取り出す、そして誰かを切り付ける、そこまでの行為に至るまでには相当な殺気がほとばしるはずです。殺気まで行かなくても異変は感じ取れるはずです。しかし、安穏としていたんでしょうな。音楽でも聴いて。 被害者を責めているわけではありませんが、いつどんな異変・事件が起きるか分からないという危機意識は日本でも常

          書店が存続!

          阿佐ヶ谷で唯一の書店となっていた書楽。 今月で閉店予定だったのですが、バイアウトが成立したようです。 引受先は八重洲ブックセンター。 とりあえず良かった。 でもね、書楽の名前は消えてしまう訳で、オーナーさん・従業員の方々の悲哀は、会社を売ったことがある身としては分かり過ぎるほど分かります。 大手が買収したということはあまり高値では売れなかったのではないかと思います。それでもいいから、書店は残したかったのであれば良かったのですが。。。 書店には具体的な再建策を名乗り出た方がた

          電車内の通話で思うこと

          いちおう電車内は通話禁止がルールですが、緊急という場合もある。そういう緊急性が見られたら、私は電車内の通話に目くじらは立てません。 でも、だらだらどうでもいい話を聞こえよがしに電車で通話する人いますよね。あれの何にイラっとするのか、最近気づきました。 先日、電車内で外国人(おそらくベトナム人)の男の子が通話していました。緊急性は感じませんでしたが、あれ、そんなに気にならないぞ、と思ったのです。 もちろん、ボリューム的にもさほど大きくなかったこともありますが、何を話しているの

          大河ドラマベスト10

          新年あけましておめでとうございます。 今年も、「日本語」「子ども」「教育」「相撲」などについて書いていきますのでお付き合いください。 新年一発目は大河ドラマについて。私的ベスト10を発表したいと思います。 まあ、これは世代によって全然変わってくると思うので、同世代(50代・60代)の方に共感いただければ幸いです。 1位:『鎌倉殿の13人』(2022) 2位:『真田丸』(2016) 3位:『黄金の日々』(1978) 4位:『麒麟がくる』(2020) 5位:『花神』(1977

          こんな日本語教師はいやだ

          日本語教師修行中の高橋です。 420時間コースに通いはじめて、やっと1/3くらいまで来ました。 クラスメイトが30人ほどの大所帯ですが、どうやってもこの人向いてないのでは?という方が何人かいらっしゃいます。 その特徴を考えてみました。 1)暗い人 これはもう致命的な感じがします。その方の笑顔をほぼ見たことがありません。挨拶されたこともありません。 2)人の話を聞いていない人 特に先生の話。聞いていないから、先生が既にお話しされたことを質問したりしています。はっきり言って授業