大坂なおみ選手、英語で「日頃は1日10語くらいしかしゃべらないから」

日頃はしゃべらないけど、と言いながら、一所懸命しゃべってる。
かわいいじゃないですか。

それに対して日本語で話せ、と要求するのは、
「日本人だから日本語でしゃべってもらいたい」という記者の期待かもしれないけど、
やっぱり「取材対象をきちんと見れてない」という点で
メディア失格かな。
(ただ、ネットの一部で論じられているような「強要」ではなかった。)

とはいえ、それが「日本メディア失格」でないところが怖い。
こういう、なんというのかなぁ…
「日本メディアの独特さ」に疑問を持っていない記者さんが多いことも、
日本メディアの問題なんだよなぁ。

あるものをそのままでまず理解する。それができない。

取材って、うわっと蜂の巣のように群がって、
自分の思いや考えや、「自分の常識」みたいなものを
ぶつけるだけじゃないと思うんだ。

もちろん、それが可能、いや大事な場合もある。
たとえば、相手が「権力者」ならね。
メディアは「権力の監視者」だから。
でも、監視する相手を間違えてはいけない。

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