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正解のビリヤニ

最近のコロナ禍の影響もあり、多国籍料理大好きな私は家で悶々としていた。。

食べたい、食べたい、食べたい。。家で作るには調味料を揃えるコストがかかる。

でも食べたい

しかもどうせ食べるなら今まで出会ったことのない未知の味に出会いたい。そう思いつき私は家庭でビリヤニを作った。

南インド料理の一つでここ最近都会ではジワジワと人気になっているらしい。

ネットでバスマティライスというインド米を取り寄せ、ミントの葉やパクチー、

調味料もコリアンダーやらクミン、ガラムマサラと買い漁り未知との遭遇に胸を弾ませた。。


私の心は家にいながら南インドという未開の地に飛び立ちまだ口にしたことのないパッション(味)を感じる使命に燃えてふつふつとバスマティライスをフライパンで煮た。

出来上がりを写真で見比べちょと色味が違うけどいい感じ


いざ!実食!!

!!!!!!


んーーーーと


これじゃない感


いやいや、むしろ、私はまずもって正解を知らない・・・・・・


でもはっきりと分かるこれじゃない感。


人間ってこうゆう時に本能の力が発揮すんのね。南インドに足を踏み込んだことのない純粋な日本人の私でもはっきりとこれじゃないと理解していた。


まずは正解を知りたい。。


思い立ち近くのインド料理屋さんに飛び込む。

チキンビリヤニ一つ注文しワクワクドキドキ

メニュー表にはインド風炊き込みご飯と書いてある。


とそこで出てきたのは!!!!


日本米で作ったチキンビリヤニ


う、うん。


優しくこっちの文化に寄せてくれたんだね。

帰り際の窓越しのインド人に「ご出身は南の方ですか?」と尋ねるのをグッとこらえて店を後にした。


まだまだ私の住む田舎には本格的なビリヤニが浸透してはおらず、ネットで検索しても食べられるような店がない。。。


そんなようなことを都会に住む姉に電話で嘆いているとなんと!!!


ここの宅配サービスで本格的なビリヤニがうちに届いたのです!!!


これこれこれこれ


食べた瞬間に腑に落ちた。

本能がこれがビリヤニだ!!

と言っている。


まだまだ家にバスマティライスが残っているので今度こそ美味しいビリヤニを家庭であみだしてみせるぞ〜







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