検査の日々 痛み止めを打ち、最悪の目覚めをしてから 毎日のように検査が行われた。 もう、何の検査をしたのかさえ覚えていないくらい 毎日、看護師さんに呼ばれ検査室に通う日々。 しかし、結果はすべて ”異常なし” 何か病名でもついてくれた方がよっぽどラクだ。 しかし、何をやっても異常なしだ。 そして急遽、リンパ節を切除して検査するということに。 「今日の午後に」とホントに突然決まり 母に連絡すると それで、原因が分かるなら…と、母は承諾した。 もちろん、のちにこん
遠くで聞こえる声 意識が遠のき、体の力が一気に抜ける。 そして、自分で体を支えられなくなって 母の肩にもたれかかった。 母と看護師さんに抱えられベッドに戻り 横たわる。 確かに痛みは無くなった。 無くなった...? 痛みがなくなったというより 痛みを感じなくなった。に近い。 体は動かない。 寝ているのか? いや、でも脳は起きてる。 かすかに母の声が聞こえる。 でも何を言ってるのかは分からない。 耳鳴りもずーっとなりっぱなし。 今度は、寝たいのに寝られない状態が
母を呼んで!! 薄々は気づいていたが いつも症状が出るのは薬を飲んだ後。 検査に疲れ、やっと寝られると油断した矢先だった。 【思い込み】とは怖いもので、入院して 検査をしたら結果も出ていないのに 自分に合った薬に変更されてるものだと。 何も確認せず、出された薬を飲んでしまった私。 再び、あの痛みを味わうこととなった。 何かあったためのナースコールだが 若いときの”恥ずかしい”と言う感情が邪魔をして なかなかナースコールが押せない。 不安からなのか、怖さからなのか 今
リンパ線の腫れ 高校3年生の夏。 私の人生は、ここから狂い始める。 ある日、首のリンパ腺がなんか痛いな~なんて 思ったが若い頃はなぜかどうにか乗り切れるだろうと さほど気にしていなかった。 が、日に日に痛みは増して 気付いたら肩から首の付け根まで パンパンに腫れていた。 おまけに、微熱も出てきた。 さすがに痛すぎたので病院へ。 傷み止めと、抗生物質をもらい帰宅。 これで痛みも腫れも引くだろうと 薬を飲んで寝た。 数時間後......。 体が痛くて目が覚めた。 今ま
色々なことを夢みて、何一つ叶ってない40代の主婦です。 子育てしていた時間はあっという間に過ぎ去り 子供は巣立ち、旦那と犬たちと過ごす日々。 特にやりたいことも見つからず、悶々とした日々に 終止符を打ちたいと思うが、思うだけで 行動になかなか移せずにいます。 一応、仕事(福祉系)はしていますが それはそれでノンストレスなわけもなく… 天職と思えるぐらいの仕事につけたものの 人間関係?仕事の方針の違い?に頭を悩ませています。 特技は《遅寝遅起き》 歳を取ると、勝手に早く