笑いヨガをやるのに、少なくともヨガの経験は必要ない。
ただ、笑うだけなのだから、柔軟性も筋力も必要ない。

でも、一つだけ必要なものがある。

「笑う」経験だ。
しかしながら結局笑ったことがない人はいないので、誰でもできるのだ。

それでは、笑いヨガのリードに笑いヨガの経験は必要だろうか？

私は、笑いヨガを習ってすぐに自分の講演の中に取り入れ、いつでも笑いヨガをやっていた。

それは、やりたくて仕方がなかったから。
そうやって10分とか20分笑いヨガを組み込んでいた。

今は、全国で笑いヨガをやらせていただき、笑いヨガのリードの経験はとても豊富になった私。

今でも上手とは言えないが、最初はきっとすごく下手くそだった。
しかし下手な時も、今も受ける側はそんなに変わらないのではないかと思う。

現在の私は慣れているので、相手に合わせて的確にリード位できているが、初めての頃もきっと相手の方には良かったのだと思う。

笑いヨガを紹介して一緒に笑えるのが嬉しく、笑ったら楽しくなり、私の喜びが伝わり、楽しい笑いを分かち合っていたからだ。

初めての時は誰でもある、
今の私は経験がタップリあるが、かえって遠慮してしまうこともある。

初めての頃は武骨で繊細さに欠けるリードだったかも知れないが、それはそれで満足していただけていた。

新人もベテランも、皆一緒にしてしまうのが笑いヨガのパワーではなかろうか。
笑いの力を信じ、経験はなくとも心を込めて笑いヨガを提供してほしい。

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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.243 “笑いヨガに経験は必要か？” (2014.3.25)

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