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#190 低酸素と低体温を避ける方法

久々に笑いと健康に関する論文や本を読んでみました。
研究そのものの数はたくさんあり、「笑い」は本当にすごい健康効果があり、認知症やうつに有効、リラクセーション効果といった結果が出されています。

しかし研究のデータはアンケートで「1日何回笑っているか」を聞いていたり、ご高齢の方に落語を聞かせていたりして、笑っているかどうかの測定方法に疑問があります。

その結果、笑いヨガの健康効果については案外シンプルに考えても良いのではないかと思い至りました。

免疫学で有名な安保徹先生の2010年発行のベストセラー本『人が病気になるたった2つの原因』を読み返しました。

この本によると、全ての病気は「低酸素・低体温」が原因でなるというのです。
そんなバカな!と思いますが、読んでみるとなるほど!!の連続です。

笑いの健康効果はいろいろありますが、笑いヨガの特性をとらえた研究はまだまだ少ないです。
いっそ低体温・低酸素を避ける方法としての「笑いヨガ」としてしまった方が、良いのではと思います。
つまり安保徹先生の理論が正しいとすると、「病気になるたった2つの原因」が笑いヨガで取り除けることが実証できると、あらゆる病気に効果があるということになります。

そして小林弘幸先が2011年に出されたベストセラー本の『なぜ「これ」は健康にいいのか?』を読むと、全てが説明できる気がしました。 

笑いヨガで酸素がいきわたり(血液循環がよくなる)、体温が上がるということは、笑いの健康効果に関する科学的実証や理論をたくさん説明するより実感として納得してもらいやすいのではないでしょうか。

情報が多くて選択が難しいとき、伝えたいことを「ひとつ」にしぼると、答えが見えやすくなるかもしれません。

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2020.8.18 配信 Vol.573 “笑いと健康の関係”
日本笑いヨガ協会公式LINEを加筆再編集しました

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