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8月1日から

少し前から
「8月1日からまた書く」
と謎の思いが肚の方から聞こえてきていた


こういう直観には
なるべく従おうとは思っているが
色々な事情で8月1日を知らん顔で
終わらせようとしていた。

だが、8月1日の声?思い?は
消えず

何を書くんだ?
いや、何だっていいんだ

うーん、
昨日の綺麗な月の写真でも
撮っておけば良かったよ…

空を見たら月は
すっかり雲に覆われている…

「写真なんか何だっていいよ!」

何だっていいんかい…
やや乱暴な心の声に従いながら

そうだな、
何だっていいのかもしれない

ずっとそうだったじゃないか


書いて書いて書いているうちに
何処かから
何か押し出されるように
道が現れてきた


ああでもないし
こうでもない

何かに誰かに
認められなきゃならない
わけじゃない

そうね

写真だって何だっていい

書き出したら
その瞬間に
そのページが開いていく

前の書きかけのヤツもどうしよう、
とか、そういう事も手放して
書いてみよう

雲の向こうの月の写真を撮ろうと
窓を開けたらおや、月が顔を出している

思わずひとりクスリとしてしまった

こういう些細な事も幸せと感じられるような
そんなページを書けることを祈りつつ


愛実


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