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やらされると辛いけど自分で決めたら学びになる

私はプログラミングの勉強が嫌いだった。

少しでも仕事に役立つような勉強をしなきゃ、
週末に資格の勉強もしなきゃ、
いつでも転職できるようにスキルアップしなきゃ。

業務でヘトヘトになっているのに、〜しなきゃが多くて
うんざりしていた。

仕事のため、お金のため、生きていくための
ライスワークは仕方ない、と割り切ることができなかった。

やらされてる、〜すべき、と思っている間は、
辛いし、楽しくないし、頭にもなかなか入ってこない。

そのくせ、他の遊んでる時間にも、
ほんのりと、〜しなきゃ、の存在がチラついていた。

別に、完全にやめるほど嫌いなわけではなく、
できるようになりたい気持ちが残ってはいた。

できることなら、優秀なエンジニアになって活躍したいけど、
やるべきことが多過ぎて、うんざりしてた。


しなきゃ、から離れてみた

私は、会社を辞めてプログラミングのことを
考えない時期を3カ月間、過ごした。

勉強しなきゃ、の義務を無くしてみた。
全く他の仕事をしても良いんだ、と選択肢を増やした。

実際に、しなきゃ、から離れてみると、
なぜだか、〜してみたい、が浮かぶようになった。

不思議なもので、仕事じゃなく学べるなら
もう一度好きになれるかも、と思って
スクールに通うことにした。

やらされるのは辛いけど、
自分で知りたいことを学ぶのは、つら楽しい。

大きな意味では、人生にしなきゃいけないことなんて、ない。
やりたいこと、だけやっていていいと思う。

自分のやりたいことを、他の人の役に立てられたら、
それが仕事につながる。


心が渇望するのを待つ

もし、「やりたい」と「つらい」があるなら、
一旦、全てを手放してみるのはどうか。

これは、仕事を辞める、という意味ではなく、
「やるべき」と思っているものを「やらなくても良い」と
自分に許可を出す、という意味。

本当に必要がなければ、そのまま忘れても構わないし、
迷いがあるなら、一度離れてちゃんと休む。

人生に必要なのであれば、然るべきタイミングに
自然と手が伸びてくる。


心が渇望した時に、自分からそれをやる、と決めた時に
きちんと学べるようになる。




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