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最近の温心農場。

こんにちは!今年もあっという間に12月になってしまいました。
畑も冬野菜の収穫の時期を迎えております。

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しかし、、今年の冬野菜は失敗が続き、とくに人参は1本くらいしか成長できませんでした。園主の星野さんのお話では、「原因は8月から9月にかけて種を撒き、暖かい時期にある程度の成長をさせなければいけなかった」ということでした。しかし私は、その大事な時期に人参に対する対応を疎かにしてしまった為、このような結果になってしまいました。

にんじん

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こうなってしまうと、自然の環境の中で挽回する事は難しく、ビニールをかぶせて暖かい温度を保ったりなど、人の手を大きく加えなければ成長してくれません。

いつも「人」と重ねてしまうのですが、野菜も人も環境が大事なんだとあらためて思います。
環境が良ければ自然と成長してくれますが、環境が厳しくなったり、成長に必要なタイミングで適切な対応ができていないと、後から成長させようと思ってもなかなか育ってくれなかったり、成長させるにはかなりの労力が必要になってしまうのは、ぼくら人間と似ているような気がしました。

成長に遅れてしまった野菜たちも、「自分だって成長したいけど、今の環境じゃ厳しいよ。だって寒すぎるもん」と、つぶやいている感じがします。

最初は「なんで今年の野菜は大きくならないんだ?」と、野菜に責任を転嫁していましたが、園主の星野さんのお話を聞いて「自分がうまく野菜と向き合えてなかったんだ」と反省です。
今ではおそらく、この冬食べれるまで大きくなれないであろう、小さい身体ながらもこの寒さの中懸命にほんの少しずつ成長している野菜をみて、
「このまま春まで置いておきたいけど、次の準備があるから、それまで頑張って大きくなってね」と、複雑な心境で向き合っております。

それでは皆さま、2019年もあと少し。
今年も大変お世話になりました。また、来年もよろしくお願い致します。
2020年も野菜と一緒に一回り成長できるように精進して参りたいと思います。ありがとうございました。

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芳賀

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