他人は存在しない話

「他人は存在しません」と言われたら、どう思うだろうか?私は衝撃的に腑に落ちた。(いつも衝撃的なことが多いのは許して)

自分の今の感情を事細かに相手に伝えたとしても、相手は想像からの理解しかできない。雰囲気や緊張感、安心感など感覚を正確に伝えるのは不可能だと思う。感覚は言葉にした瞬間に伝わらないものだと、サイト運営していて一番感じたことだ。

(それを踏まえると複数人で記憶を共有できるのは、同じ場所で共通のことを行った時の、人の思考の違いを楽しむゲームだと考えれば楽しくなりそうだと今思った。みんなで一緒に何かをすることが美学だと括られていたり、空気読むみたいなのがあったりで面倒だなと否定的に思っていたなあ...)

→と、言われても意味がわからないと思うので、あまり共感してくれる人はいないって感じ。


それで、人を理解するには想像でしかないから、完全には理解できない。だけど、あの人は〇〇っぽい。優しそうだな。怖そうだな。って、本当はわからないのに勝手に想像して判断している。

自分が過去に多くの人と出会った経験から、人の特性フォルダから探し出して当てはめている。しかし、残念ながらそのフォルダは正確ではなく、割り当ても間違っている場合が多い。

例えば、Aさんはプライド高くて自慢話が多い人!って割り当てたとする。過去の経験から決めていて、その情報を正しいと証明するために、その部分に意識を集中して拾っていく。他の覆すかもしれない小さな情報には気づかないのだ。これが思い込みなんじゃないかと思う。

とすれば、相手を自分の価値観で判断しているといえる。じゃあ、相手って自分じゃない?相手ってそもそも自分が見ている、自分が見たい相手になっているから、自分自身じゃない?って。あら不思議、他人なんて存在しなくて、あるのは自分自身を映した人だった。これ、すごくすごい!!!って衝撃的でした。

もちろん他人はいるだけど、「自分自身とも言えるよね」って話です(∩´∀`)∩


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