早稲田大学ア式蹴球部女子

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最近の記事

【4年生の想い】『ココロノナカ』後藤若葉

『   現実とは   時にどんな物語よりも残酷で   冷たくて容赦なく僕らを踏みつけるけど   でも   現実とは   時にどんな物語よりも美しくあたたかい   そのことを僕らは知っているから   僕ら今まさに   歴史の教科書の上   ならばいざ行こう   どのページよりもさ   眩しいストーリーを                』 皇后杯敗退が決まって早くも3日。 今シーズンの目標の一つだったものを失い これが現実なんだと 受け止めて 受け

    • 【4年生の想い】『親愛なるア女のみんなへ』菊池朋香

      2024年1月6日14時50分、場所は西が丘。  臙脂の戦士達がピッチ上で喜び叫び、そこにベンチメンバーが駆け寄る。 そんなみんなの姿を見た私は号泣のあまり、ベンチでうずくまる。 そこに同期が来てくれて、泣きながら抱き合う。 最近は、毎日そんな想像をしてから眠りにつきます。 イメトレは十分。あとは当日を迎えるだけ。 とはいえ、このインカレに懸けてきた分、 不安と緊張が押し寄せていますが、 残りの日々、私にできる全てのことをやり尽くそうと思います。 本当に色々なことがあった

      • 【4年生の想い】『憧れの場所からみる景色』大森美南

        " 2024年1月6日 インカレ決勝 残り時間はあとわずか。 スコアは0-0。 私は途中交代でピッチに立った。 必死にボールを追いかけ、きっとスーパーゴールなんかじゃないけど、みんなの足が止まった瞬間に誰かのシュートのこぼれを決めるみたいな形でチームを日本一に導く。" こんな未来を何度も想像していた。 スタメンを狙わないのは弱気な考えかもしれないが、ハイレベルなチームメイトたちに何一つ敵わない私がなんとか想像できたのがこの未来だった。 そして、この未来なら本当に自分が成

        • 【4年生の想い】『少し長めの独り言』黒澤舞水

          少し前まで半袖(短パン)でいられたはずなのに、今年秋あったっけ?というくらいあっという間に冬になってしまいました。 寒くないの?とか、見てるだけで寒いとかよく言われますが、多分みんなより少しだけ多く肉を身に纏っているだけです笑(一時期週5〜6で23:30にラーメンを食べていたら高校卒業時よりMAX10kg近く増量していていました笑もちろん筋量も増えているはずなのでご安心を)あと洗濯物が少ないと洗濯機をまわす回数が減って節約になるので多少の寒さなら気にしません。(寮の洗濯機無料

        【4年生の想い】『ココロノナカ』後藤若葉

          【4年生の想い】『拝啓、後輩達よ。』三谷和華奈

          残りわずかとなったア女での生活で、 自分自身に問うてみる。 副将として、四年生として、 なにを残せているか。 想い、伝えきれているか。 明日卒部しても、後悔しないか。 最後まで、伝え続けたいから、 このnoteを送ります。 拙い文章ですが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。 「誇闘」 今年のスローガンである「誇闘(こどう)」 「早稲田の誇りを胸に闘う」 なぜ、このスローガンにしたのか。 いつかみんなが卒業する時、 「早稲田にきてよかった」と、 自分自身に「誇

          【4年生の想い】『拝啓、後輩達よ。』三谷和華奈

          【4年生の想い】『憧れの場所はブラボーで溢れていました』笠原綺乃

          高校3年の12月。 みんなよりひと足先に進路が決まり、周りの人たちが参考書を開いて勉強する中、 満員の江ノ電に揺られながら読む『ア女日記〜4年生の想い〜』が、 私の毎朝の楽しみであった。 確か2020年卒の4年生の日記である。 これからどんなア女生活が待っているのだろうと、 少しの期待と大きな不安を抱えながら、 迎えるシーズンを待ち侘びていた。 あれから約4年、 今度は私が4年生の想いを書く立場になったのだと時の速さを感じる。 最後のア女日記。 貴重なこの機会にはやはり

          【4年生の想い】『憧れの場所はブラボーで溢れていました』笠原綺乃

          【4年生の想い】『魅せる』夏目歩実

          皇后杯初戦の朝 行きのバスの中この文章を書いています。 私達に保証されている試合は残り2試合。 この2試合で終わらせたくない。 そして、皇后杯ベスト8・インカレ優勝という目標を 達成させたい。 そう考えれば考えるほど昨日の夜から緊張が止まらない。 ア女なら、このメンバーなら絶対に"大丈夫" と言い切れるくらい自信はある。 何より"誇り"を持って1日1日積み重ねてきたから 絶対に"大丈夫"だと思える。 それでも保証されている時間が短くて不安に襲われる。 最後笑顔で

          【4年生の想い】『魅せる』夏目歩実

          【4年生の想い】『ラストチャンス』堀内璃子

          2018年8月5日 インターハイ優勝 2022年1月6日 インカレ優勝 その瞬間をピッチの上で迎えることは、できなかった。 私はあと数週間でサッカーから離れる。 2024年1月6日 この日までが私のタイムリミット。 この日が私のラストチャンス。 いつも応援ありがとうございます。 小学生の時から背番号2を背負ったサイドバックが大好きで、それに憧れを持ちつつ、背番号4を3年間背負って主にセンターバックを務めさせていただいています、堀内璃子です。 最後にどのようなことを書こ

          【4年生の想い】『ラストチャンス』堀内璃子

          【4年生の想い】『最後まで全員で』藤田智里

          こんにちは。4年藤田智里です。 いつも何を書こうかと悩んできたア女日記ですが、 自分に向き合い、 自分の気持ちを言語化することのできる この機会をいただけることに感謝しています。 ア式蹴球部女子・藤田智里としての 最後の文章を読んでいただけると嬉しいです。 「寒いねー」って。「早いね。もう12月だよ」って。「4年生の想い書かないと」って。 そんな話をする時期になってしまった なってしまった? もっとゆっくり進めと もっとみんなとサッカーがしたいと もっとみんなと笑

          【4年生の想い】『最後まで全員で』藤田智里

          【4年生の想い】『大好きなみんなと』浦部美月

          早稲田大学ア式蹴球部女子4年の浦部美月です。 そう語れるのもあと少しになりました。 早いものでコロナが流行した年に入学した自分たちがもう4年生を迎えていて、 ア女生活が残り僅かなことを象徴するこの日記を書いていることに、驚きと寂しさ、感慨深さを感じます。 自分自身の感じたこと、愛しいア女への愛を語ったとても身内な文章となっておりますが、「浦部美月の想い」最後までお読みいただけると嬉しいです。 1年目 自分の前にはたくさんの人たちがいて、 道を切り開き進むべき方角を照ら

          【4年生の想い】『大好きなみんなと』浦部美月

          『私はこのチームで日本一を獲る』4年 菊池朋香

          こんにちは。 本日、ア女日記を担当させていただきます4年菊池朋香です。 約1ヶ月にわたって投稿されたア女日記「Inside story」も今日で最後です。 それぞれの部員の想いを読み、毎日刺激を受けていました。 ア女みんな、素敵な文章をありがとう。 先にお伝えします。私の文章、非常に長いです。 今の想いをありのままに書いていたら、長くなっていました。 ですが、一生懸命言葉にしたので是非読んでいただけると嬉しいです。 ----------------------------

          『私はこのチームで日本一を獲る』4年 菊池朋香

          『日日是好日』3年 澤田美海

          こんにちは。 本日ア女日記を担当させていただく3年の澤田美海です。 拙い文書ではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。 ---------------------------------------------------------------- "ア女での大学生活" ぼんやりと思い描いていたあの時 そのぼんやりが憧れへと変わったあの時 憧れを掴もうと必死に勉強したあの時 憧れが現実となったあの時 あの時の自分からみて今の自分ってどうなんだろうか

          『日日是好日』3年 澤田美海

          『新たな場所』1年 﨑岡由真

          本日、ア女日記を担当させていただきます。 浦和レッズレディースユースから参りました1年の﨑岡由真です。 拙い文章ではありますが、 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 去年の夏、初めてア女の練習に参加した。 明るい雰囲気とレベルの高い練習が良いと感じ、ア女に入りたいと強く思った。 4月に入学することができ、最高の同期に恵まれた。 これから先、この仲間とならどんなことも乗り越えられると確信した。 大切な出会いに感謝したい。 ア女に入ってから感じたことはいくつかある。

          『新たな場所』1年 﨑岡由真

          『自信』4年 藤田智里

          こんにちは。 本日のア女日記を担当させていただく、4年藤田智里です。 拙い文章ではありますが、 最後まで読んでいただけると幸いです。 “4年間でやりきる” そう決めてア女の門を叩いた2020年3月 4年間のア女生活もあと5ヶ月ほど 今の自分はインカレ決勝の日 悔いなくやりきったと言える行動をできているのだろうか ア女にいる意味を 自分にできることを 常に模索しながらこれまで過ごしてきたが 考え込んでいると徐々に心が無になっていくことを感じた やる気がなくなった

          『自信』4年 藤田智里

          『繋がり』3年 白井美羽

          本日ア女日記を担当する3年白井美羽です。 ほんのつい最近ア女に入部したように感じますが、もう3年目を迎えました。時が経つのがとても早いです。 3年生になり、自分の強みや弱みについて考える機会が増えました。そこで、自分の素直な考えを普段伝えることが苦手なのですが、この場を借りて少し話してみようと思います。 拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。 サッカー人生の中で1番忘れられない試合。忘れてはいけない試合が私にはある。 それは中学生の時の全国大会の準々決勝の浦和

          『繋がり』3年 白井美羽

          『仲間』2年 吉﨑里咲

          チームのために。日本一のために。 頭では理解しているつもりでも、胸を張ってチームのために何かをできたと言えることが1度でもあっただろうか。 最近、私はどうしてア女にいるのだろうかと自問自答することが増えた。 昨年の4月、サッカーのことなど何も知らない状態でア女の門を叩いてから早くも1年半が経とうとしている。 オフ期間中にテープやケアの練習をし、気合十分で望んだ今シーズンだったが、なかなか上手くいかないことばかりで、気づいたら自信をなくし、自分を見失っていた。 元から

          『仲間』2年 吉﨑里咲