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私が大事にしたいこと

あっという間に2月。。
早いものですね。1月下旬は大寒波の影響で非常に寒い日が続きましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

前回から期間があいてしまいましたが…
▼前回の記事
目指すコミュニティの姿|ハシモト アサミ|note

今回は理想のコミュニティに近づいていくために、
私がWASITAのコミュニティマネージャーとして大切にしたいことを綴りたいと思います。

まず、「次の一歩を応援し合える関係性」をつくっていくためには下記3つのステップが必要なのではと考えました。

1. 自分の心を整理する
→まずは自分がある程度満たされていて心に余裕がある状態でないと、なかなか相手を応援することはできないよなと。

2. 相手を知る
→相手がどんな想いを持ってどんな方向へ進もうとしているのかを理解する為の第一歩。

3. 相手と信頼関係を築く
相手を知った上で、お互いのことを頼り合えるような信頼関係を築けてようやく、お互いの次の一歩が応援し合える。


そして、この3ステップを進むにあたり大事にしたいことは下記3つ。
①自分の感情の揺れ動きを振り返ってみること
②相手への想像を膨らませること
③相手の話を聴くこと


①自分の感情の揺れ動きを振り返ってみること

まずは自分を知って心の状態を整える為に、自分がどんな時ポジティブ(喜、嬉、楽 etc)な感情を抱いて、どんな場面でネガティブな感情(悲・怒・悔 etc)を抱いたのか、なるべくその日のうちに振り返ってみる。
モヤモヤした想いを抱えたまま布団に入ってしまいなかなか寝付けない時は、その日湧き上がってきた感情を棚卸して、ノートにその想いを書き出すとすっきりして眠れるといいますよね。

そんな感じで日々湧き上がってきた感情、もしくは月一ぐらいで今月はこの場面が一番楽しかったな、嬉しかったな/辛かったな、悲しかったな、など思い出して、自分の感情を棚卸し、整理してみる。
このように自分の心の動きを俯瞰して捉えてみることで、自分という生き物の特性が見えてきます+心がすっきりし余裕が生まれます。

→これを書きながらふむふむ、そうだよな、改めてちゃんとやってみよう、ということで大学時代の友人にLINEし、来月から月一で振り返りの時間をとってみることにしました。
→あと、日々の振り返りについてノートに書き出せたらいいんですが、なかなかそこまでの時間が取れないという場合は 、携帯のボイスメモに音声を録音するでもいい。口に出すだけでも、違います。

②相手への想像を膨らませること

これ、要は相手に興味・関心を持つこと、理解しようと努めることです。
ただ、ストレートに「相手に関心を持とう、理解しよう」と思ってもなかなか難しい。
だからまずは、相手と話したり雰囲気を察したりしながら勝手に想像(妄想)するんです。この人もしかしてあの本/漫画好きかな、WASITAを知ったきっかけはTURNSの記事かな、保育園留学とか興味あるかな、お酒は飲むかな、どうしてあんなこと言ってたのかな、などなど何でもよい。そうやって相手への想像を膨らませているうちに、相手への興味が湧いてきます。
実際お話しをしてみて、「あー全然違ったー」かもしれないし、「おお、想像通りだった!」かもしれないけど、勝手に想像を膨らませておくことで相手への理解も深まる。気がします。

(相手にもよりますが)想像と違った時に「意外でした!」と素直に伝えてみたり、想像通りだったら「やっぱり!なんとなくそんな気がしました。」とか伝えてみてから会話を始めてみると、意外と打ち解けられるかもしれません。


③お互いの話を聴くこと

この「お互いの話を聴く」という行為が、信頼関係の構築にはとっても重要だと思っています。

相手の話を、ジャッジせず丁寧に受けとめること。これに尽きます。

私がよく聞いている「COTENラジオ」(COTEN RADIO | 歴史を面白く学ぶコテンラジオ | 株式会社COTEN)という番組で、ゲストとしてエール株式会社に務める篠田さんという女性が出演された回がありました。
エール株式会社とは、簡単に言うとオンラインでの1on1を提供する会社です。
この仕組みが面白く、話の聴き手である「サポーター(=(社員の気持ちや本音を「聴く」伴走者))」を一般募集しているんです。
ラジオを聴いて、篠田さんのお話にとっても共感した私は、このサポーターになるべく、「聴く」を学び、今はYELLのコミュニティ内で「聴く」を実践しています。
実際に私も、「話し手」・「聴き手」を経験しましたが、画面OFFで会ったこともない相手なのに、話を聴いてもらえるだけで自分の想いや感情が整理されます+その時間がとても楽しい。丁寧に話を聴いてもらえるだけで、相手への信頼も増していくんです。
「聴き方」のメソッド等はサポーターに申し込んで実践までいく段階で、学ぶ機会があるのでご心配なく。
ご興味がある方は、サポーター説明会に一度参加してみてください。


ふと振り返ると、学生の頃までは、利害関係なく自分の話を聴いてくれる友人が何人もいました。ただ、社会人になってからはそれぞれの仕事で忙しかったり、結婚したりと環境が大きく変わり、1対1で自分の話を真剣に聴いてくれる人・時間が減ったように思います。
家族や会社の人に話す、という手もありますが、関係性によっては話しづらいこともあるはず。
でもやっぱり自分の想いや気持ちの変化を口に出す、聴いてもらうということは、心の安定を保ち、次の一歩を踏み出していく上では欠かせないことだと思います。
そんな時に、シェアオフィスのコミュニティマネージャーである私が、話を聴くことで少しでも力になれたらなと思います。

最後に、エール株式会社の篠田さんのインタビューを貼ります。
これを読むと、「聴く」ことへの理解がかなり深まると思います。
一部を抜粋しておきます。
続きが気になる方はぜひ出典元のインタビューを読んでみてください。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!!!
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▼エール株式会社 取締役 篠田さんのインタビュー抜粋

「聴く」に対する誤解
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まず「聴く」というのは「従う」ということだと無意識に思っていました。言い回しで「話を聴きなさい」、英語でもListen to me.という言い方がありますね。聴力を使えと言っているわけではなく、指示に従いなさいという、あの世界観。そう思っていたのですが、実はこれは誤解でした。

2つ目です。「聴く」というのは受動的なことで、聴いていると会話のイニシアチブ、あるいはその方との関係性のイニシアチブを取れないんじゃないか、と信じていたのですが、これも誤解だということが分かってきました。

3つ目です。「聴く」というのは怠慢であって、知的価値が低い。要は、会議でだらりと座っているだけの状態をイメージしてしまう。「発言にこそ知的価値があるのだ」ということを私は教わってきたし、自分の存在価値をそこに求めてきたことがあるのですが、これも誤解だと今は思っています。

この3つについて、少し詳しくご説明していきます。
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https://globis.jp/article/7791
GLOBIS知見録
聴く力と知性とは?篠田真貴子氏が指摘する「聴く」に対する誤解










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