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科学的に効果がありそうな「自信を回復させる方法」

度重なる悲しいニュースを観ていると、
人間にとって「精神を安定させるということ」はなかなか難しい。
自信を持ち続けることはなかなか難しいんだなって思えてきました。

僕も人間関係の中で自信を失ってしまうことが多く、
「しっかり科学的な根拠のある、精神安定方法はなんだろうか?」
と疑問に思い、その対処法を調べてみました。

心理療法の一つとして
「ライフレビューセラピー」というものがあるみたいです。
このセラピーは自尊心や自信を高める効果があると、デニソン大学の研究で報告されているみたいです。

ライフレビューセラピーの具体的は方法は?

①まず、あなたの人生を左右した出来事をいくつか書き出します
②そして、その出来事が「いまのあなた」にどのような影響を与えたか、を書き出してみて下さい。



僕もライフレビューセラピーやってみた

僕も実際にやってみました。

●家庭教師との出会い
僕は中学2年生の秋に、とてもユニークな家庭教師に出会い、
サイエンスや数学を教えてもらいました。
また、彼は面白い経歴(北海道大学→東京のIT系の企業→マレーシア→北海道)があり、自分が知らない世界をたくさん教えてくれました。

僕は、この経験のおかげで、人生の選択肢がとても広がったと思っています。

学びに対するモチベーションが変わったり、海外に踏み出すきっかけになりました。

もしこの経験がなければ、おそらくいまごろ僕は地元の教育大学に通って、普通に小学校とか中学の教師を目指していたことと思います(まあそれもそれでいいのだが)。

●沖縄の大学に進学
「琉球大学に進学」という選択は自分の人生のなかで非常に意味のある選択だったと思っています。
沖縄での暮らしというのは、自分のデザイン思考、人生や人間関係に対する価値観を大きく変えた出来事。
次元がひとつ増えた感覚です。
2D→3D で物事を観ることができている気分。
あと、沖縄ではたくさんの素敵な人々との出会いがあり、
いい意味で僕の性格がかなり変わったな〜って思ってます。
もともと根暗で引っ込み思案だったのですが、沖縄での人々との出会いのおかげで、(比較的)社交的な性格になったと思います



●イギリスへ留学
イギリス留学は、いろんな意味で、自分の背の高さを認識できた旅でした。

イギリスに行ったら、僕は「めちゃくちゃチビ」。
まるで中学生のような少年。
そして、アジアの遠くの島から来た、地味なアジア人。

日本にいるとき、僕は自分を「比較的スゴイ人」だと思い込んでいました。
英語もそこそこ喋れるし、トビタテ受かったし、サイエンスの知識もある程度持っている。

だけど、イギリスに来て、自分の背の低さに気がつきました。
英語全然話せない。トビタテとかそういうネームバリューも意味を持たない。
サイエンスの知識不足で授業キツイ。などなど。

イギリスへの留学で自分への過剰な自尊心を打ち壊されたけど、
だからこそ
「自分の持っている能力の範囲内で戦わなければいけない。
チビはチビなりの戦う方法がある。」
ということを強く学ぶことができたのです。


最後に
日本社会の中で生活していると、
自分の良いところを堂々と人に言わないですよね。
謙遜の文化。「自分はまだまだです」って言ってるばかり。
誰かに自分を自慢すると、「なに?じまん?」
って冷たい言葉が返ってくる。
そして、どんどん自信がすり減ってしまう。

ライフレビューセラピーをやってみての僕の感想は、
「自分って結構ユニークなバックグラウンド持ってるじゃん!」
って自分を自慢げに思えたことです。
イギリスに留学したり、沖縄の大学に通ったり、ユニークな家庭教師に出会ったり。こういうユニークな経験をしていても、自分ではそれを当たり前のことと思い込んでいて、なかなか気づきにくいです。

きっと全ての人間にはユニークなバックグラウンドがあって、自慢できる経験や面白い過去があるはず。
それを思い出させてくれて、生きる意味を再発見させてくれるのがライフレビューセラピーなのかな〜って思いました。

ちなみに、
精神が安定している時には、このライフレビューセラピーはあまり効果が無いみたいです。
気分が不安定な時や、自信を砕かれた時に、このライフレビューセラピーを行うと効果的らしいです。

人間が幸せに生きるためには、自信のボリューム(自信の強さ)を上手に調整することが大切らしいです。
自己実現のためには、自信過剰も良くないし、自信不足も良くない。
適度に自信のボリュームを調整しつつ、ハッピーなライフを過ごしたいですね。


おわり



PS.こういう記事を書いている僕は、北海道で元気に暮らしているので安心してください。

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