こんにちは～。お久しぶりです。サトウ日記第2回になりました！
毎日暑いですね。皆さま、体調にはお気を付けくださいね！
今回は設備CADオペレーターのインタビュー記事です。ちょっとボリュームたっぷりです。でも、読んでいただけるとうれしいです！！

インテリアやデザインへの興味…そしてCADとの出会い

ー大学でも建築やデザインを学ばれていましたが、昔から興味があったんでしょうか。
　もともと色に興味を持っていたんです。だから、高校生の頃に色に関する仕事に就きたいと思うようになったんですよね。それから、色を生かせる職業として、インテリアに携わる仕事をしたいと思うようになり、大学を決めました。大学が建築やデザインを学ぶ学校だったんですけど、構造力学も学んで。模型をつくったり、鉛筆で図面を描いたり・・・・・。自分の手で作っていくものだったんですよね。

ー大学でも建築のお勉強をしていたんですね！ちなみにCADは使う機会はありましたか？
　大学3年のときに初めて、Jｗ-CADを触りました。そしたら楽しいなって思えたんですよね。模型とか手書き図面ってミリ単位の細かい作業を定規と鉛筆を使って、自分の手で生み出さないといけないんですよ。それが少しストレスで……。でも、パソコンを使ってCADを使うと、数字を入力しただけで線が思った通りの長さにあっという間に変更されるんですよ！それが楽しかったです。

ーCADが楽しいっていいですね。今の仕事が天職ですね！！21年に新卒でワット・コンサルティングに入社されていますが、入社の経緯を教えてください！
　私が就職活動を開始した、2020年はちょうど新型コロナウイルスの感染症が世界中に広がった時期で、採用面接がオンラインになったり、いきなり自己PRを動画で送ってくださいと言われたり・・・・・。3，4カ月はやる気が起きなくなってしまったんですよね。でも、周りの友達は、就職先が決まっていくので、どうしよう・・・・って思っているときに見つけたのが、ワット・コンサルティングだったんです！

ー周りが決まっていくと焦っちゃいますね。
　そうなんです。だから、とりあえず新卒でどこかに就職できればいいかなって思って、飲食業とか施工管理の仕事に応募していたところに、好きなCADを使って仕事ができるワットを見つけることができたんです。「CADの仕事あった！！」って光が差しましたね。研修も充実しているのが魅力だなって思って。CADは初心者ではなかったですけれど、初心者の人も2カ月で仕事ができるようになるんなら、私も今以上に上達できるな！って思って入社を決めました。

専門用語は難しくて大変！でもCADはできたんです

ー念願のCADに触れる会社に入れてよかったですね！それで、研修はどうでしたか？
　座学は、覚えることが多くて、大変でした・・・・・。もともと大学で建築を学んでいたので建築CADオペレーターの仕事を志望していましたが、将来的に設備CADオペレーターの需要が高いと勧められて、設備となりました。座学の設備の研修ではいきなり空調機器の用語がバンバン出てきて、すぐに理解できないし、初めは戸惑うことが多かったです。でも、CADの授業では、課題を2、3番目のスピードで終わらせていました。CADの基礎もあったし、スピードもそれなりにあったんだと思います。自分の課題が終わると、仲良くなった同期のところに行って、教えてあげたりして、一緒にがんばりました！今は設備で良かったと思っています！

ーワットに入社して良かったと思うことは？
　CADのことは大学で少し学んでいたけれど、また１から教えてもらえたことですね。建築の脳みその下地がある中で設備の知識に触れると、理解が深まる感じ。難しいことはあったけど、基本的なことを学んだうえで、この会社に配属されたので上司からの指示に対しても「あ！研修で勉強したことだな」と研修と仕事が繋がりました。あと、私は新しいことを覚えることが好きなので、楽しかったです。

スピーディーに、そして完璧な仕事をする！

ー大変だったのに、切り替えて楽しめるっていうのはすごいですね！今の職場に配属されたときのことを教えてください。
　今の上司とは仕事を始める前に、研修の時に作成した図面を成果として提出したところ、CADの技術力を評価をいただいたようです。いきなり上司からCADEWA（CADの種類の一つ）を覚えてほしいという指示を受けて、その日から1週間、200～300ページの説明書を3回読み込み、勉強しました！！上司からは、「え。もうテキストを3回したの？？」と驚かれました！それからはCADEWAをメインにお仕事をしています。

ーたった1週間で、新しいCADの操作方法を覚えて、自分のものにしたんですね。今はどのような仕事をされているんですか？
　改修工事をするための図面の作成です。CADが現在のように普及する前は、昔の建物の図面はまだ紙に書かれた図面でした。そのため、改修工事に必要となる図面は修正点が書かれた紙で送られてきます。その図面を１からCADを使ってデータ化していく作業がメインの仕事です。部署のメンバーは６人で、CADで図面を描き起こしているのは私だけです。そのため、CADの使い方を他の社員に教えることもあります。図面を仕上げる作業も早いみたいで、上司からは「え！もうできたの？？」と驚かれることが多いんですけど、それがうれしいんですよね。「中村さんに任せれば早いからお願いできる？？」と仕事を頼まれることもあるので、「是非！！」と喜んで仕事を引き受けます。特に、大きな図面を作成することが好きです。大きければ大きいほど、やる気が出ちゃいます！！頼られたり、ほめられたりすることはうれしいので、もっとがんばろう！って思います。

ー会社の人に、頼りにされているんですね～！仕事で大切にしていることはなんですか？
　一度作った図面は最低３度見直し、完璧を目指しています！もういいだろっていうぐらい見直して、まずはパソコン画面で見直し、紙に印刷して見直し・・・・・と自分の満足のいくまでチェックしています。それで上司に提出しています！

ーすごく仕事熱心にされている感じですけれど、プライベートはどのように過ごしていますか？
　結構、インドアなんですよね。平日は仕事のあと家事を済ませるとすぐに布団に入って、ゲームをして、毎日7～8時間くらいは寝ています。仕事のための元気を蓄えているんですよ。週末はゲームセンターに行ってメダルゲームで遊びます。あと、ネイルすることも好きで、月に1度サロンに行って、ネイルをしてもらっています。ゲームやネイルにかける時間は自分の癒しの時間となっています。

自分の仕事がみんなの快適に繋がることが願い

ー今後の目標ってありますか？

　仕事ではCADEWAをメインに使っていますが、上司からはAutoCADとRebroも使えるようになってほしいと言われ。頑張って勉強しました。今では、大学の時に使っていたJW-CAD、研修で習ったT-fasを含めると、５つのCADが使えるようになりました。でも、どのCADも７割位わかるかなって程度です。わからないことは、まだ調べる状態だし・・・・・。上司からは、CADの先生になって！と期待もされているので、聞かれたらパッと答えられるようになりたいです。それと関わりますが、もっと設計の業務を極めたい！今は、修正箇所など指示を受けないとできないことも多いけど、少しの指示だけでも完璧な図面を描けるようになったり、自分から意見を出して、仕事に積極的に関わったりしたいです。また、いろんな資格を取ることで、自分の知識を深めたり、自分の価値を高めることに繋げたいです！！今はITパスポートとパーソナルカラー実務検定２級を勉強中ですよ。今年の合格を目指しています。

ー目標が高いですね！そんな中村さんは、自分の関わった建物が世の中に残ることについて、どのように思っていますか？
　これまで、大学の改修やメーカーの工場など、有名な場所も携わりました。完成図を見せられたとき、「誰かの役に立っているかな？立っていると良いな」といつも思っていて、みんなが過ごしやすくなっていればいいなと願っています。私の仕事が、気が付いたらみんなの快適につながっていっていればうれしいです。

ー最後に、これからワット・コンサルティングに入社する人たちに向けてメッセージをお願いします！
　私は現在も、資格やCADの勉強を続けています。2級管工事施工管理技士補の資格の勉強をしたことで、仕事でわかることが増えましたし、CAD 利用者技術試験2級は空間把握能力の向上にも役に立っています。CADが5つ使えることで周りからも褒めてもらえます。勉強しただけでは仕事に役に立たないし、自分のやる気次第ですので、すぐに身に付くとは限りません。でも日々の勉強は活力になります！あと、ワット・コンサルティングはすごく研修が充実しているというのは事実。けれど、難しくてストレスになることもあるかもしれません。周りを見渡せば、同期の友人とか先生とか相談できる人はたくさんいるし、大変だけれど技術は身に付いて、研修のあとは楽しく仕事ができる未来が待っています！

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