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患者同士の人間関係?まま友!?

今回は初めて長期入院の子が多いこの病院に入院した時に感じた事や経験した事を少し紹介させてください。2019 7・22

当時7歳のあーくんは、地元の保育園では 人懐っこくすぐに誰とでも仲良くなれるタイプの子で保育園ではお友達や保護者も笑わせるのが大好きな子でした。病棟の広場を通ると小児科なのでもちろん同じような年齢の子が付き添いの保護者と仲良しのグループ同士で集まっているのだ。あーくんもチラチラと見ていて子供達に興味深々な様子。私「こんにちわ」ママ達・・・頭を下げる。そして部屋に戻って行く…。正直この時はショックだったな そして次の日、広場であーくんが遊んでいると昨日のグループの中の男の子2人があーくんと遊びはじめた。あ!嬉しいと思ったその時保護者が子どもの手を取り「行くよ!」と部屋にもどる。それにつづくように「〇〇くんも行くよ」その空気の悪い感じにぞろぞろとグループごといなくなる。は💢なに?感じわる!!絶対誰とも話さないぐらいに思っていた。しかしこの後数日でこのママたちと私は仲良くなるのだ。ある時グループの中の一人から 「入院はいつまで?」と聞かれたことをきっかけに話すようになり、スルスルと誤解は溶けてとても仲良しに。なぜ冷たい態度を取られたのかもわかった。まず当時はコロナはまだなく、・看護師さんからも風邪をひいたりしない限りはマスクの着用は無しで大丈夫だと言われていた。なので外出の時以外はマスクはつけていなかった。入院初日、2日、3日と過ごすうちにマスクをしていない自分達に違和感・・・私は一番話しやすいタイミングで聞いてみた。

私「やっぱりマスクした方がいいのかな」ママさん「そうなんだよね。決まりでは無いし反対側の病棟の人もマスクして無いんだけど、強い薬を使っている子が沢山いるから免疫力も落ちている子も沢山いたりしてね。新しく入院された人 外から来た人にはやっぱり数日は距離置きたいから あまり関わらないようにしてる 子供はすぐに仲良くなるから・・親が初めは、警戒はしてるかも・・・。」 私「うんうん。なるほどね。意味も気持ちもわかる。だけど避けられてる感で入院初日は、怖かったよ!」ママさん「ごめんね(笑)」そんな感じで悪気はなかったのだ。しかし、気持ちは分かるが 県外のこんな大きい病院に重い病気の我が子を連れ…知ってる人もいなくて・・緊張しながら初日を迎えるわけだ。私は普通に挨拶していこうと思う。子供への感染が気になるならお部屋で過ごさせようと思うし きっと免疫力が落ちている時なら広場へ出る事はしばらく控えるように指示があるだろう。と思うのは私の考えでして^^; 皆それぞれの考えで院内であっても自分の子を日々一生懸命守っているのです。この時に仲良くなったこのメンバーとは、病気の種類は違ってたが、息子と同じ病気だったご家族に話を通してくれ私に紹介してくれたり 私がDr・にキツイ事を言われ泣いている時も話を聞いてくれたり子供達同士も時には喧嘩しながらでも仲良くしてくれました。そして、次回の入院の時には頼り甲斐のあるママ友達になっていました。こんな感じで検査入院の10日間はあっという間に終わりました。 当時の子供達は皆んな元気になり今は元気に過ごされています。今もわからない事は連絡して聞いたりしています。














  


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