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建築一本で生きてきた私が今ベンチャーで働く理由とは?

こんにちは、わたけんです。

実は私も30歳となり色々振り返り時期でもあり転換期。
私は大学時代から建築を学び今まで良い意味でも悪い意味でも色々経験してきました。

そんな『建築一本で生きてきた私が今いる場所で働く理由』をこのnoteに書きます。

※このnoteは5分で読み終わります📕


とは言うものの、いきなり今の会社のことを書いても...。なので少し学生の時までタイムスリップしつつ書いていきます。(これから就活する学生さんにもぜひ読んでほしいのですが長い文章苦手な方は目次で飛んでください↓)

私の大学時代から今まで

結構波乱万丈な人生を送っています 笑。

先に言うと大学で建築を学び建設会社に入り建築家のアトリエに行き、ホテル運営がメインのベンチャー企業、ほんの少しフリーで活動、今の場所です。

大学は東海大学工学部の建築学科で建築家の研究室に所属し建築設計を学びます。その後は大学院に行こうとしますが、卒業設計が忙しすぎて願書出す暇が取れず、とりあえず卒業を選びます。なんとか卒業が決まり自分の中で

『大学院浪人して、大学院に行く?でも大学院に行ったとしても建築家のアトリエに将来は行く。それなら大学院に行くはずの2年の時間をアトリエ以外の場所で働こう!』

と思いご縁をいただいた建設会社で働くことに。その建設会社の事業としては神奈川を中心とした売立分譲住宅をメインとした会社です。

自社で土地を造成し設計施工管理まで行う。小さい会社でありながら高レベルの事業を行っていました。私はその中でも営業設計というポジションで上司と二人で施主との打ち合わせがメインの仕事を担当。私が在籍していただけでも130棟ほどの住宅を引き渡しました。

その後は少しお休み期間を経て、当初の予定の大学院に行くはずだった時間の約2年の時間が立ったので、建築家のアトリエ建築事務所に。

はい、多忙でした。ボスと二人という関係だったため色々ありました。でも今思えば得た経験も多かったと思います。建築設計という仕事の深さを知ると同時に

自分のデザインを世界に。新しい空間を世界に見せつける。

そういうThe 建築家 のようなスタンスが自分には合っていませんでした。(結果身体を壊します)

もちろん空間デザインを考える上で新しいこと。を考えていくチャレンジポイントは凄い大切なのですが、その空間を使うのは施主や運営する人がかならず居るわけです。

そこを蔑ろにはしたくないしちゃんと考えるべき。

そういう思いが強くなり、前職へ。そこでは中国の水族館テーマパークの企画設計をやっておりました。ベンチャーでしたがベンチャーというより設計事務所でしたね。

直接関わらなくても企画職の重要性とホテル運営の考え方などは聞いたり見たりで色々学び、その後は個人でまちの活動を一年ほど行い、SNSなどを独自でいろいろ勉強したりしていました。

振り返ると、分譲住宅、水族館、ホテル、建築設計。これらを経験した上で自分がやりたいことはなにか?それを自分に問うた時に出てきた言葉が

"建築は創ってからが始まりでその先まで関わり続けたい"

その理想ができるところを探します。そして

今の会社へ

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20年12月から在籍しています。

私自身企画職というものはやってきたことがなく、新領域に挑戦している感じです。今までの社会経験は設計事務所とかなので体育会系的なところも多くえんやこらー!!でやっていたのとは違い、四苦八苦していますが手探りで楽しくやってます。

紹介すると今のunitは17人の事業部で、空間プロデュースチームと運営メンバーで構成されています。

運営を担っているのは、

可能性の交差点 Shibuya QWS(渋谷キューズ)
ひらめきをカタチにするミュージアムAkeruE(アケルエ)

現在はこの2施設です。冷静に考えるとこの人数で3施設運営って凄い少ないね...

主な仕事は空間におけるソフト面の企画と空間のプロデュースやディレクション、プロジェクトマネジメント(プロジェクトの旗振り役)が仕事です。

『建築設計はやらないの?』とよく質問されますが

そのプロジェクトに適した建築家を私達でアサインして一緒にチームとなり、プロジェクトの旗振り役を我々が行っていきます。なのでプロジェクトによってメンバーが違うので建築家、イラストレーターさん、グラフィックデザイナーなどなど色んな人とチームを作ってプロジェクトを推進していきます!

そんな働き方をしている会社に属していてもう半年経ちましたが、本当にいろいろな面白い人がいる会社です。みんなにぎやか✨

また、根幹にあるものも紹介しておくと

『自分たちが運営したい』と思える空間を作る!

という思いのもとプロジェクトを動かしています。

それが私が選んだ理由です。(ここで題名の伏線回収)。自分たちが運営するつもりで仕事をする。自分ごと化は、とても大事。

空間の面白さとはなにか?

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これはただ『空間が良い・かっこいい』だけではその『面白さ』は生まれなくて、そこで起きる活動だったり、関わる人だったりがとても大事でそこが一番大切。

ただ図面をウンウン考えていても面白いプロジェクトにはならなくて、社会情勢やSNSやニュースやもちろん新しい空間にも常にアンテナ張って提案に盛り込んでいく必要がある。常に学びと挑戦を。トライアンドエラー。

まだまだわかっていないことも多いけれどそれができる環境だと思います。

自分もがんばらねば。


と書いていたらもう2000字超えていて長いのでこんな感じ。で終えようかと思います。ではまた!


わたけん




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