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#116退職代行業を使うのは機会の損失!  せっかくの学ぶ機会なのに!

学(まなぶ)とは

勉強する・勉学する・学習する・学修する・専修する・修業する・修める・習う・習得する・教わる・知る・理解する・体得する・会得する・習得する・覚える・身に付ける・学習する・つかむ・のみこむ・マスターする
などのようなことだ。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

愚かな者は自分が経験しなければ物事を理解出来ないが、賢い者は自分で経験しなくても過去に他人が経験したことを見聞し、物事を理解することができる。よって取り返しのつかないような愚かな行動は、事前に回避できることが多く間違いを犯すことが少ない。
つまり他人の過去の失敗に学び、愚かな行為すなわち失敗をできるだけ少なくすることが、幸せな人生を送るには非常に合理的である。

しかし実際に生きて生活して行けば、自分が知っている知識以上のことも当然起きる、未知なことはどれだけ学習をしても必ず起きる。つまり経験しないとわからないこともたくさんある。

今話題の水原一平の賭博による巨額横領問題にしても、大谷にとってはまったく予想外のことであっただろう、しかし現段階での報道で知る限りでは、大谷のこの予想だにしない未知な問題に対する対応はパーフェクトとも言える。
それはきっと大谷が今まで、多くの未知の打者や投手に対応してきたそのノウハウがこのような問題にも的確に対処できるスキルを身につけさせたのだと思う。大リーグでの二刀流という歴史にはほぼ無いと言って良い、前代未聞の活躍をするためには、いかに経験に学びそれを色々なことに応用する能力が不可欠なのだろう。

退職代行業を使うのは機会の損失

ここからが本題だが、
上記の記事の内容は就職したばかりの新入社員が、早々に退職代行サービスを利用し会社を辞めるということが多くなってきたというものだ。
学生時代にいくらその企業に対して情報を集めても、また会社訪問をしても、インターンシップを行ったとしても実際に入ってみると思ったことと違うことはあると思う。その場合早めに、退職するということもあながち間違った選択ではないと思う。

昔は石の上にも三年などと言って一度入ったからにはどんなことがあっても三年ぐらいは我慢すべきだというようなことも言ったが、今は時代の流れが速すぎて三年もすればあっという間に、世の中は変わってしまう。だからそんな時代遅れの価値観に縛られて、無駄に我慢することは全くないと思う。しかし貴重な(人生においてそれほど数多くの機会はないと思える)退職という手続きの経験を得ることになったのに、金銭を払って他人に任せるというのは、とてももったいないことだと私は思う。
次に就職した会社だってきっといつかはやめる時が来るだろう。その時にどういう方法・手順で辞めるかをこの機にに学習しておけば、この経験に学べば、次に活かすことは充分にできる。

せっかくの経験に学ぶことをしなければ、それはもう愚者ですらない。

辞める会社に出向いたり連絡を取ることが、精神的につらいことを否定するわけではない、直接会社に出向かずとも退職することは可能である。

そのノウハウは退職代行会社を探すツール、つまりスマホの中に充分に情報としてあるだろう。

私がおすすめする方法は、ハローワークへ行くことだ。


いずれにしろ次の就職先を探さなければならないのだから、まずはハローワークに行って次の就職先を見付けるついでに、今の会社に出向くことなく合法的に辞める方法を聞いて来ればよいのだ。しかし、この時に注意しなければいけないのはハローワークの職員がすべてこのような知識を持っていると思わず、これに対応できる窓口を聞き出しそこで相談することだ。
公共機関の従事者は自分の発言に責任を取ることを非常に嫌がるので面倒くさいことに関しては「答えられないと」簡単に言う。だがそれは公共機関として答えられないのではなくて、その職員個人が答えられないというふうに解釈した方が良い。もちろん無料で教えてくれる所は必ずある。

こういうことをするのは非常に面倒くさいという気になるのは理解ができるがその面倒くさい経験を避けて通ってしまえば、あるいは金銭で誰かに代行させていては、いつまでたっても学習ができない愚者以下の者になる。
この世の中はある程度お金でも解決することができると思うが、わざわざ貴重な学習機会を、金銭を支払って放棄することの損失は計り知れないと思う。

ちなみに私の勤務する会社の社員から依頼された退職代行業者は、ネットに大々的な広告とHPがあったが、そこに記載されていた電話番号に幾度か掛けたが、一度も出ることはなかった。
ただレターパックに本人署名入りの退職届と、社内に残っていた個人の荷物の放棄宣言と今後一切本人に連絡しないようにと書いた紙が入っていただけだった。
これに我が元社員は2~3万円くらい支払ったであろう。(広告にそのような記載があった)
原価はせいぜいレターパック代の 業者→退職者 業者→会社の2回分とA4用紙3~4枚の計1,200円(税込み)くらいだと予想できた。

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