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ウェブデザイナーの私が今、Blenderを勉強する理由-わたあめとBlender日誌#0

前置き

こんにちは!ウェブデザイナーのわたあめです。
私は1年前にBlenderを少しだけ勉強したことがあり、メタバースプラットフォーム「cluster」にオリジナルクラフトアイテムをアップしています🐻
その後、自分が当時いた会社から独立をしたのでこの1年間はBlenderを触ることなく過ごしてきました。
でも心の中ではBlenderは続けていきたいと思っていました。

この1年間の変化

1年前は、ウェブデザイナーがBlenderでモデリングを勉強している人はかなり少なかったように思います。
でもここ半年くらいですかね?特に駆け出しのウェブデザイナーさんがBlenderを勉強していることをSNSで発信することが増えましたね。
それについて「なぜウェブデザイナーがBlenderでモデリングを勉強しているのか?」という疑問を持たれた方がいるのをSNSでお見かけしました。

・ウェブデザイナーにモデリングは必要ないだろう
・そんなことよりデザインの勉強をしろ

という声をSNS上でみかけた。

まあそういうことですよね。
特に駆け出しのウェブデザイナーさんやまだWebデザインを始めたばかりの方は、まずはそっち頑張ろうね、と言われるのは分からなくは無いです。
(でも誰が何を勉強しようがその方の勝手だし、外野がなんやかんや言うことじゃ無いし、そもそも何だって勉強しているという事実自体が素晴らしいと思いますけどね)

私自身ももっとデザインについて学ぶことも沢山あるのはわかりつつ、それでもBlenderを学ぶことも必要だなと感じているので、今回はその理由を書いてみたいと思います。

ウェブデザイナーの私がBlenderを勉強したい理由

①WebGLならびにThree.jsによってウェブ上での表現の幅が広がるから

WebGLとThree.jsとはなんぞや、については私もまだまだにわか知識で人に教えられるものじゃないので割愛します。
要はウェブサイト上で3Dを表現する技術ってことです。(多分)
これにより、これまでより格段に美しく、かつ軽いデータ量で、今まで表現できなかった3Dでのグラフィックをウェブサイト上で展開することができるようになっています。(多分)(にわか知識)
私はプログラマーじゃないので、この辺りの説明はこんなものしかできません、ごめんなさい。
ただ、じゃぁ「デザイナー」である私に求められるものとしたら?実装ではなく、表現を作る部分がお仕事ですから、モデリングの知識があると良いでしょうね。
今のウェブサイト制作で、WebGLやThree.jsで3D表現を実装したウェブサイトを作りたい!という需要は正直少ないとは思います。きっと予算もすごくかかるでしょうし。
でも数年後、10年後は、わかりませんよ。
Blenderの基礎知識だけでもあったら、すぐにその力を伸ばしていけると思います。

②日常的なデバイスの変化が起きるとしたら次は3Dの世界、または奥行きの概念だと思うから

Blenderを使ったモデリングをしたとして、今の主戦場はゲームの世界、またはメタバース上が思い浮かびます。
メタバースはちょっと今ブームが落ち着きつつあるような気もしますが、無くなりはしないかなと。
多分数年後にどこかの天才が、もっと発展的なものにしていくと思います。

今までは紙ものはもちろん、スマホ、タブレット、パソコンなど基本的に我々は平面を見てきたし、平面をデザインしてきました。
けど、多分あと10年後はそもそものデバイスが変わっていると思うんです。
20年前にスマホを想像できなかったように、平民の我々が想像できないデバイスが日常になっていると思う。
そもそも「レスポンシブ」という考え方も、ここ15年くらい…??ですかね??スマホでホームページを見るということが起きてから、レスポンシブでの実装が始まったわけですからね。

それがどんなものだか平民の私にはわからないけど、次の段階があるとするなら明らかに3Dなのではと。
すでにタッチレスな画面はいくつか存在していますからね。
このあたりまでは普通に起きそうじゃないですか。

しかしこの未来がきたとき、デザイナーより明らかに実装のほうが大変そうだよね!!とは思う!!!
平面ですらレスポンシブで唸ってたら、奥行きまで考えなきゃいけなくなる未来がくるぅぅぅかもね🦆
奥行きまで考えて、さらに触って動かせる(しかし実体はない)ものを、どう実装していくんだろう…??
私はプログラマーじゃないのでそのときには実装は専門家にお任せします!😂

③メタバースやゲーム環境等の進化で「職業」と「生活」が変わる未来がくる、かも

これは中田敦彦さんのYoutubeで確か語られていたと思いますが、これから先の未来ではゲーム(≒メタバース)の中で生活するようになる可能性があります。
その中ではオリジナルのアイテムを販売することが普通の職業になっているかも。(厳密にはこれは「かも」ではなく、すでに起こっている現実)
例えば、強い剣。
「武器職人」が普通の職業になっているかも。
そのゲーム(≒メタバース)の中に、お店があって、仕事もあって、となったとき、今我々が作っている「ホームページ」がどうなるか?
多分それと同じ効果のあるものがその世界の中に必要です。
今まで平面で作っていた「ホームページ」が、3Dの世界に必要になるでしょうね。
どんな形になるかまだわからないけど。

と色んなことを考えて、もしそうなったときに、今現場で3Dのモデリングソフトといえばblenderまたはmayaらしいですが、mayaは個人で使うには不向きだから、とりあえずblenderでモデリングの基礎がわかっていれば、今後に備えられるかなと思っているからです。

きたる奥行きの世界に備えよ

全ては「かも」なので、これからのホームページやウェブ制作がどうなっていくのかなんて、私にはこれっぽっちもわかりません。
必要ないかもしれないし、平面上のデザインがなくなるわけじゃない。
平面のデザインができれば十分かもしれない。
でも、知ってるに越したことないよね〜くらいの気持ちで、知識だけは持っていたいなと思う次第です。

とはいえ、日々のライスワークがまずは大事ですから、本来の仕事の合間を縫って、少しづつ、亀の歩みで進めていきたいなーと思っています🐢

最初に戻りますが、新しいことを勉強するってそれだけで素晴らしいと思うし、表現の幅を広げたり、仕事の幅も広がるよねきっと✨と思うので、ウェブデザイナーでモデリングの勉強もしたいなという同士がいらっしゃいましたらお気軽にいいねしてください☺️❤

ウェブデザイナーわたあめより

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