「小村雪岱」展・補遺1:春信は知っていた!「線遠近法」とその「ハイブリッド描写」
はじめに 昨年末、12月31日付で「小村雪岱」展(清水三年坂美術館)の訪問記を投稿しました。
当初は短く書く予定でしたが、予想外に長文になってしまいました。なぜなら、ある項目を記述するたびに、展覧会当時だけでなく作品をもう一度見直すと、気づくことが次々と出てきたからです。
気づきですから、そこから出るのは思い付きです。それをSNSに書くには、現在の一般常識や学術的な裏付けをとってから書く必要があるのですが、NOTEの記事は学術論文ではないのでよいだろうと自分に言い訳を