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線スケッチよもやま話

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「線スケッチ」に関する話、あるいは直接関係しない話も含め日々考えたことをまとめた記事です。 ■「美術展鑑賞記事、読書感想記事:思い付き、推論を検証するための考察、準備作業、その他… もっと読む
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記事一覧

2024桜スケッチ(4)町田市・芹ヶ谷公園のソメイヨシノ、国際版画美術館の企画展

はじめに ソメイヨシノが満開になった今年の東京は、あいにく雨模様や曇り空の天候が多くカ…

2024桜スケッチ(3)皇居東御苑の桜

はじめに 前回の記事で東宝スタジオ入り口の桜と成城大学新入生家族の記念撮影風景のスケッ…

2024桜スケッチ(2) 東宝スタジオ入り口の桜、成城大学入学記念写真風景

はじめに 本格的な桜の季節になったある日の午前10時に、老兵ならぬ老企業戦士4名が小田急・…

2024桜スケッチ(1) 昭和記念公園の寒桜

はじめに 通常の街歩きスケッチの一環ではあるのですが、毎年春になると、桜の季節は特別で…

上用賀公園で休息とスケッチ:拡張計画の様子を見た

はじめに 突然ローカルな話題となって申し訳ないのですが、前回の記事で紹介した馬事公苑か…

久々の馬事公苑、一抹の寂しさと次世代への希望を感じてスケッチしました

はじめに 東京都世田谷区のほぼ真中に位置する「JRA馬事公苑」は、乗馬をする方ならばご存じ…

府中・郷土の森博物館「梅まつり」:梅の花をスケッチしました

はじめに 「府中市郷土の森博物館」は、あくまで個人的な意見になりますが、都内から比較的近いにもかかわらず府中市民以外には、あまり知られていないスポットのように思います。  府中市に教室を持つようになってからは、博物館そのものよりも、移築された多くの古い建物や季節の花木に魅せられて頻繁にスケッチに訪れるようになりました。  今回は、2月の16日と29日に訪れた「梅まつり」中の梅のスケッチを紹介します。  2回訪れるのは、品種によって花の咲く時期が異なるからです。今回、2

京都・新町通のぶらり歩き:なにげない街の日常を撮る、描く(4)看板から京の商いと…

はじめに 本シリーズのタイトルの「京都・新町通のぶらり歩き:なにげない街の日常を撮る、…

京都・新町通のぶらり歩き:なにげない街の日常を撮る、描く(3)京町屋の街並み今昔

新町通の京町屋を撮る 京都の街歩きの魅力は人により違うと思いますが、目に付くのはやはり…

京都・新町通のぶらり歩き:なにげない街の日常を撮る、描く(2)七条新町

はじめに 京都駅前の塩小路通を西に歩き、新町通を北に上がります。旧富士ラビットの建物の…

京都・新町通のぶらり歩き:なにげない街の日常を撮る、描く(1)京都駅前

はじめに これまで各地を街歩きスケッチをしていますが、今回は特に京都の街に焦点をあて、…

街歩きスケッチ:川崎市営・稲田公園の紅葉

 普段、外出した時に簡単なスケッチをしています。今後街歩きスケッチの様子も紹介していきま…

山口晃氏の「やまと絵」展における「私の一点」は、「やまと絵」ではなく雪舟「四季花…

 今朝私のスマホの画面に、ある記事の題名が大きく映りました。  12月3日付で投稿した記事…

東京国立博物館<やまと絵>展:おそるべし雪舟!あなたは桃山障壁画の祖か?なぜ樹木・草葉をそこまで突き出して描くのか?

はじめに 前回の記事で、東京国立博物館で行われている「やまと絵」展で典型的な「やまと絵」《浜松図屏風》と、これまた典型的な「水墨山水」《四季山水図屏風》が並列展示されていて、二つの屏風を対比して見ることでこれまでピンとこなかった「水墨山水」の本質に触れることができたことを紹介しました(下記を参照ください)。  「やまと絵」展は、全期間を4つに分けて作品を入れ替えます。残念ながら1回で全てを見ることが出来ません。ただ4回も見るのは大変なので、第二期の大きな目玉である《伝源頼