見出し画像

日本一周106~108日目(呼子、唐津~熊本)

天気の妙とは本当に残酷だ。ここで呼子のイベントが豪雨により中止となる。旅中のよさこい祭り参加を楽しみにしていたが、天候のことでは仕方がない。何よりここまでいろんな準備をしてきて、当日も祭り成功の為に動こうとされていた主催の皆さんの気持ちを考えると、「残念だ」なんて言葉をこちらは平気では吐けない。そして、中止という英断をして下さったお陰で、私たちは無事でいられるし、来年という次の機会にお祭りが繋がったのだ。それならば伝える言葉はただひとつ。踊れる機会を作り繋いでいただきありがとうございます。

106日目 9月17日 呼子、唐津滞在
冒頭の通り、イベントが中止になったので時間が出来る。しかし朝から大雨と警報も続いている。さてどうしようか、とりあえず近くに「台場の湯」という温泉施設があるので朝風呂へ。到着すると、よさこいカメラマンさんや他チームの踊り子さんもいらして、少し話をする。中には山口県で行われる結人祭へ出発したという方もいた…猛者だ。朝風呂の後は、この日宿泊で予約していた「河畔の宿 からつキャッスル」へ。駐車場で待機していると、フロントの方が声を掛けて下さり、何とチェックインを早めて部屋に上げて下さること!ここでも人の新設に触れて、私たちは大雨の中、立ち往生せずに体を休めることが出来たのだ、本当にありがとうございます。
からつキャッスルさんでは6畳ほどの和室に窓から景色を眺めて作業が出来るスペースまである。予約制でひのきの家族風呂にも入れるし、ウェルカムドリンクサービスもあって最高だ。フロントさんは近くの食事場所や観光場所をとても丁寧に教えてくれる。唐津へ来たら是非ここ、からつキャッスルへ(^^♪ 夜には近くでやっていた花火が見られ、昨日のハウステンボスから二夜連続で花火が見られた。嬉しいサプライズをありがとう。

107日目 9月18日 熊本への大移動
翌日には天気も回復しており、佐賀を経由して熊本へ。途中、佐賀駅にて「てらこ家」さんというよさこいチームの代表さんと合流する。お願いしていたTシャツを届けに来て下さったのだ。さがにしきというお土産もいただいた。「うふふ」という地元で評判の喫茶店も紹介していただき、代表さんとは別れた。とても親切で、代表だからと偉ぶっていない好青年な方である。この「うふふ」という喫茶店、何と150~200種類のパフェがあるのだ!
かなり迷いそうだが私たちは意外とクッキー&クリームと即決だった笑。料理もチキン南蛮のセットを頼んだが、二人で分けて食べても十分満足なものだった。その後は熊本まで一気に走り、玉名PAで休憩したりもしたが夜には熊本に上陸していた。快活クラブ清水バイパス店にてシャワーを浴び、この日は移動の疲れもあったのでそのまま宿泊した。

108日目 9月19日 熊本滞在
熊本にはしばらく滞在しそうなので、この日はしっかり観光である。
午前中には山鹿温泉を回る。何故かこの日お休みされているお店が多かったが、さくら湯近くの足湯や、風情ある街並みは楽しめた。狙っていた恵荘が15時からの営業だったので、まずは阿蘇山を目指すことにした。
北海道の駒ヶ岳にしても、静岡の富士山にしても、「山」という存在は大きなパワーを感じる。ただでは動かない、ブレが無い、圧倒的な存在感、、上るのはキツいと分かっているがそこに挑んでしまう人の気持ちが分かるような気がする。山鹿からだと阿蘇へは結構距離があり、途中に滝や菊池渓谷も見られた。おそらく災害で崩れたような道路がちゅうぶらりになっているのが印象的だった。ほどなくして阿蘇山の展望にも到着した。天気は快晴、ちょっと火山ガスが強いけど笑、その壮大さんに感動したのをしっかり覚えている。夕食をどうしようかという時に、近くに「永楽」という食堂があった。出てきたお母さんは少し不愛想な感じだけど笑(それが逆に良い)、出てきた海鮮丼は絶品。刺身も大きくて身がしっかりしている、そしてこれで一人1000円だと…?! 末「永」くお客さんを「楽」しませていただきたい!
夜には恵荘に改めて行き、入浴料が破格一人300円で頼めた。300円で洗い場はしっかりあり、内湯二つと露店風呂一つは十分満足だ。
宿泊は道の駅「すいかの里・植木」だ。ここは向かいにコンビニもあって、国道沿いに面してる道の駅なので安心感もある良い道の駅だった。リーズナブルかつエネルギーと感動のある熊本観光の1日目が終了した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?