見出し画像

無人島猿島 大人の遠足に行ってきました

こんにちは。「わたしたちが当事者だったころ(わたころ)」のほんまです。
先日、わたころでつながった3名で、猿島(さるしま)という無人島に遊びに行ってきました。弾薬庫や砲台があり、旧日本軍の要塞だった島ですが、ラピュタの世界に似ていることでも有名だそうです。

好奇心旺盛で楽しいことが好きなメンバー。「猿島っていう無人島があるらしくて。行ってみません?」「行きたい!」「行きたいです!」。コロナ禍でしばらく皆で出かける機会がなかったのもあり、盛り上がります。ただ、この猛暑の中。無理をしたら、大変なことになりそうです…。

船に乗って、猿島へ。テンションが上がります。でも、ここで体力を使い切るわけにはいかないので、セーブしながら楽しみます。

猿島が見えます

猿島に到着しました。初めて来たこともあり、ガイドツアーに参加しました。年輩のガイドさんが笑顔で詳しく説明してくださいます。お話が上手で、知識も豊富そう。歴史が好きなのかな、昔観光業をやっていたのかな、と思うなど。働く人の熟練の技や美しさ、その人の背景に目が向いてしまうのは、職業病かもしれません…。

塁道。右手に兵舎があります。
トンネル

木陰も多くて風もあり、意外と涼しく過ごせました。

レンガの刻印

なかなか見られないレンガの刻印がここでは見られるので、レンガマニアの方も猿島に来られるのだとか。人生、いろいろな楽しみ方がありますね。

東京湾が一望できます
戦後、砲台に生えた樹

軍事拠点だった猿島ですが、この島から砲撃したのは1回だけ。アメリカの爆撃機に向けて撃ったのだそうです。ただ、その1回の砲撃で相手をうまく攻撃できず、砲撃の破片で2人の日本兵が亡くなったとのことでした。
当時、砲台に樹は生えていなかったわけですが、戦後自然に生えてきた樹がここまで大きくなったとのこと。時の流れと自然の力を感じます。

ごはんも美味しかったです

明日も仕事なのだから体力温存しなきゃ、などと思っていたのに、108段もある階段を駆け上ってしまったりして、ついついはしゃいでしまいました。休日の早起きはつらかったですが笑、とても素敵な夏の思い出になりました。ありがとうございました。

わたころは基本的にオンラインで活動してきましたが、今後、部分的にでも、対面でお会いできる機会があると嬉しいですね。学会などでお会いした際には、ぜひお話しさせていただけたら嬉しいです。(ほんま)

*ほんま:当事者経験をいろいろ抱えるソーシャルワーカー。社会福祉士・精神保健福祉士。主に障害者就労支援に従事。おしゃべり。趣味はころころ変わるが、コーヒーと旅行はずっと好き。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?