不倫は悪であるはずもない。

6月5日
いつまでもマイナンバーカードで、ゴチャゴチャやってんのは、本当にバカすぎて、嫌になる。

6月7日
インボイスの番号教えろとかくるし、入管法改正案は、メチャクチャだし、ほんとダメかもしれない日本という国は。
最近、つくづくイヤになっちゃった。精神衛生的には世の中のこと、国会や政治のこと、知らないほうがいいけど、そういうわけにもいかない。
それにしても、なんだか本当に危ない気がする。

6月9日
それにしても、耳鳴りがやまない。

6月10日
梅雨だからなのか、とっても身体が重い。疲れているのはもちろんだけど、それにしても重い。

入管法改悪、これが国会を通ってしまう状況は、とことん憂鬱なことで、主権者国民の国政への無関心と諦めにより、この先、ドンドンと地獄になることは、容易に想像できる。
明治維新から敗戦までの日本と、敗戦から今までの日本。
焼け野原から高度成長期、頑張って「先進国」になったと、妙なプライドにしがみつき、成長が終わった後も、あの頃の自分たちを夢見て、ドンドンと衰退していく。

           ※

映画「怪物」が慊りないのは、提示するばかりで、闘わない。「マイスモールワールド」もそうだけど、監督は加担しない。
正しさ、公正さ、誠実さはあるけれど、なんだか怒りが感じられない。
もっと怒るべきなのではないか。
ユーモアと怒り、そして予期せぬ展開と破局。そういうものがある日本映画が最近ないような気がする。

           
6月12日 
梅雨らしく、雨が続く。
そして、気圧なのか。頭が重い。

           ※
それにしても、入管法は改悪であるのに、それが通ってしまえば、主権者である国民がそれを良しとしたことになるわけで、体裁として民主主義国家として運営しているのにおいて、どんだけ国が悪くなっても、誰のせいにもできない主権者国民全体の罪であることになる。残念ながら。
そもそも、主権在民。国民のひとりひとりが、国家の運営者だという意識は、日本にはひとつも根付いていない。

                ※
国会でいくら身体を張ったところで、結果がなにも変わらなければ、まったく意味がない。言ってしまえば、抵抗したという自己満足に過ぎない。

6月13日
調査報道は社会にとって意味のあるものだとは思うけど、芸能人の不倫などをとりあげて、糾弾するのは、報道した個人や組織は儲かるかもしれないけれど、社会にとっては意味のないことだと思う。
むしろ個人間の不倫的行動を社会が罰していい、とするのは危険だと思う。たしかに、彼ら彼女らは、企業や番組のイメージを背負って仕事をし、なかなか大きな収入を得ている。そういう意味では、そういうイメージを信じていた側、お金を支払っていた側からすれば怒らざるを得ないことかもしれない。
広末さんがベストマザー賞をとっておいて、ダブル不倫はけしからん、と世の中は思うかもしれない。けれど、このことで家族や関係者以外で、イメージを裏切られた以上に、本当にダメージがあるだろうか。
日常のちょっとしたネタになるだけで、すぐに忘れるのではないか。イジメた側はすぐに忘れる。そして何かあればイジメていいネタが供給されたので反応してあげただけだ、と言い逃れられる。
猿之助さんの事件があった後でも、こういう報道は続くのかとちょっと嫌気がさす。
広末さんに、バレてますよ、って、そっと教えてあげればよかっただけなのではないかと思ってしまう。

結婚制度を絶対視して、不倫を悪とするのは、絶対に間違っている。

6月15日
戦争に負けたからといって、人々が急に国民主権に目覚めるわけもなく、まだまだ自分たちが主催者である実感は薄いんだろうな。

6月16日
広末さんの不倫よりも、他人の直筆ラブレターを晒す方が、人道に反すると思う。

             ※
町田康さんの「口訳古事記」を読む。
文体がおもしろでいいんだけど、とにかく、兄弟などで殺し合う、きれいな女性は我が物にし、ブサイクは虐げる。
文体がおもしろでなければ、むしろ陰惨な話ばかり。
古事記って、なんだかトンデモ本なんだな。

6月19日
あんまり、人が好きではないと思いながらも、わりと交流を欲しているところもある。

6月20日
マイナンバーカードの導入でいつまでも、議論しているけど、そんなことよりも、インボイス制度は停止する可能性あるのだろうか。

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