05/11

　7時起床。
　目が覚めてすぐに今日がだめな日だと悟った。妙に肩が痛む朝だった。

　燃えるゴミの日なので、8時半までに準備を済ませる。顔洗って、化粧して、歯磨いて、お財布持ってゴミ出しに向かった。そしてそのままコンビニへ。買い食いしてしまった……。だめな日なので許して欲しい。

　定期的にメンタルがぐずぐずになる。周期にして月一で確実にくる。ほんと難儀。面倒ね。こんなこと書いてる自分が一番恥ずかしくて落ち込んじゃう。そういう日は無理をしないか、するかのどちらかに傾くと思うんだけど、今日は両方をとった。ありがたいことに、午後から歯医者さんに行く用事があったので、まあ、1日を律するにはちょうど良い。

　コンビニへ行って、めちゃめちゃ甘いものを買う。あの……こう、カスタードクリームの入ったふわふわのやつ、なんていうんだっけ……カスタードクリームをふわふわとふわふわでサンドしたやつ。ローソンの。あれだ〜〜〜〜〜いすきなのよね。買っちゃった。

　そして自宅への道を歩きながらう〜ば〜い〜つをする。先日Nが紹介コードを使ってくれたので、1500円引きだったのだ！
　コメダで味噌カツサンド頼んじゃった……でかいやつがくる

　玄関口に到着すると、大家さんがマスクをしていてもわかるほどの笑みをこぼしながら、「ジャム好き？」と聞いてきた。すきです。答えると、大家さんは自宅であるアパートの4階からジャムをもって私の部屋まできてくれた。なんてかわいらしい人……

「木苺のジャムなの！こんな時期だからってたくさん取り寄せちゃったからあげる。福島の方がきっと美味しいジャムたくさんあるだろうけど……」

　と言って去っていった。終始ありがとうございます、嬉しいです。しか言えなくて、気の利いた言葉ひとつやふたつ、あってもよかったよなあと思う。なにより、そのときは、私の出身、部屋番号、名前まで覚えてくれていたことに、感動してなにも言えなかった。素敵な朝でした。

　それにしたって、この日は暑くて暑くて、暑いからと網戸にしたら、外の熱気で部屋があったまってしまった。飲み物は常温派だったのだけど、この日はさすがに氷をぶち込んで、夏を予感した。
　しそのジュースおいしいね。

　もらった大きめのジャムを棚にしまって、コーヒーをたっぷりサーバーに作って、プライムビデオで「ターシャ・テューダー　静かな水の物語」を観る。ドキュメンタリー映画。多くの自然と共存する彼女の家と、素敵な庭と、かわいいコーギーと、家族と、季節。午後のお茶の時間を愛したくなるようで、時間を考えさせられる。いい時期に観たなと思う。

　歯を磨きなおして、歯医者さんに向かう。歯医者さんに向かうって変だよね。歯科医院に向かうが正解だと思うんだけど、なんか歯科医に行くことを歯医者さん行く！っていっちゃうよね。不思議〜。

　この日は、奥歯の大工事日で、神経にかわる薬を一度抜いて、神経の会った場所を消毒して、神経にかわる薬を入れ直して、型をとる日だった。書き起こして気付いたけど、相当重症だな。こんなになるまで放っておく自分が悪いなんてこと、深く考えなくたってわかるのに、この日ばかりは時々痛んだし、怖かった。

　口の中を施されている最中、ずっと目にタオルをのせられるので、音だけで十分想像ができてしまう。おそらく、神経というのは、想定するよりもずっと深くにあるので、なにか、細長い金具で、歯ではない、ずっと奥を、ぐりぐりと抜き差しする感覚が、「まって、そこ、もう脳みそじゃない？」みたいなとこまで到達するので、ずっと冷や汗が止まらなかった。神経を抜かれているとはいえ、ささやかな感覚は残されている。幸か不幸か……おそらく、あれは、脳みそ一歩手前だぜ。

　奥歯ということもあって、口を目一杯開けていたので、口のあらゆるところが、その後もしばらく痛んでいた。シクシク。しかし、帰宅してからコメダの味噌カツサンドを食べるくらいに精神は元気だったらしい。ふはは。

　洗濯物を終え、Tと一緒に筋トレ。通話しながらだけど人とやると絶対捗るししんどくなくなるのでイイ。なんだかんだ今日をすっきりとさせて終わらせたが、あまりに食べすぎて、体が重く、純粋に動きづらくて、ああこれが常人の感覚か……と実感する。
　今まではコメダに行けば味噌カツサンドなんて余裕だったし……これにプラスピザとか食べても平気で元気だったのに……。あの頃はそれが普通だったけど、あれは常に限界を超えていただけで、平常値に戻るのは案外容易いもんなのだ。

　友人たちとお決まりのゲームをして、風呂に入り1時半に就寝。寝るその時まで、ずっと胃の中になにかがあった。もう食べ過ぎはやめます。