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プログラミングがまったくできなくてもバックテストができるストラテジー自作ツールキット【TradingView】


プログラミングが全くできなくてもクリックだけでバックテストができるようになるツールキットです!

NEW 2019/01/30
MY MACDを追加しました!

MACDを使ったバックテストがクリックだけで可能です。
また移動平均線の種類を選べるのでオリジナルのMACD風インジケーターを自作することができます!


上の画像は2本の移動平均線系インジケーターのゴールデンクロスで買いデットクロスで売るというシンプルなルールのバックテスト結果です。手数料を0%に設定してますが任意の値に設定可能です。



続いてRSIを使ったバックテスト結果です。

こちらはRSI(1時間足、期間20)が30を下回れば買い、70を超えれば売りという逆張りストラテジーです。銘柄は「XBTUSD」です。
上画像だけ見ればいい感じに機能しているように見えます。


ただしバックテスト結果をみると・・・


焼かれてます。
決済条件次第ですが「XBTUSD」ではRSI(1時間足、期間20)の安易な逆張りは気を付けた方がいいみたいですね。


勝率は50%ですが下記画像のようにコツコツ勝ってドカン(´・ω・`)と負けています。



ちなみに売りと買いを逆転させれば・・・


勝ってますね。
ストラテジー自作ツールキットではワンクリックで売り買いを逆転させる機能も付けています。



以上のようにバックテストでは普段使っているインジケーターである一定のルールに従って取引し続けたらどのような結果を残せたかを調べることができます。
そのバックテストをプログラミングが全くできなくともクリックだけでできるようにするのがストラテジー自作キットになります。
さらにTradingViewで見ることができるチャートすべてがバックテストの対象になります。



ストラテジー自作ツールキットでできること

2019年1月18日時点ではMA Cross、Osci Crossの2つのツールキットを使うことができます。
2019/01/30 My MACDを追加しました。

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MA Cross
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SMAなどの移動平均線系インジケータのゴールデンクロスで買う、デットクロスで売るというルールでバックテストが可能
決済用に別途移動平均線系インジケーター追加可能
適当な例:
買い条件:EMA(期間10)とSMA(期間20)のゴールデンクロス
売り条件:EMA(期間10)とSMA(期間20)のデットクロス

MAそれぞれに個別の設定ができるのでかなりストラテジーに自由度を持たせることが可能です。

■MA Cross:エントリー用MA選択画面

MA1とMA2のゴールデンクロスで買い、デットクロスで売ります。

MA Type

2019年1月時点では下記インジケータをプルダウンから選ぶことが可能です。

linreg:Linear Regression(線形回帰曲線)
今後プルダウンから選べる種類を追加するかは未定になります。
追加してほしいオシレーターがあればコメントをいただければ検討いたします。

MA Length
インジケーターの期間
MA Source
何を使ってインジケーターを計算するか
始値、高値、安値、終値、高値安値平均、高値安値終値平均、始値高値安値終値平均をプルダウンから選択可能
MA Delay
インジケーターを遅延させることが可能
Swap Buy Entry And Sell Entry
買いエントリーと売りエントリーを逆転させるかどうか

MA Cross:決済用MA選択画面

Use MA For Exit
決済用に別途2本のMAを使用するかどうか
MA3、MA4のデットクロスで買い決済
MA3、MA4のゴールデンクロスで売り決済
となります


その他の設定項目はエントリーMA設定と同じなので説明省略

MA Cross:バックテスト期間を指定画面


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Osci Cross
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RSIなどのオシレーター系インジケーターを使ったバックテスト用ツールキットです。
適当な例:
買い条件:RSI(期間20)が20を下回ったら買い
売り条件:RSI(期間20)が80を超えたら売り
買い決済条件:RSI(期間20)が40を上回ったら買い決済
売り決済条件:RSI(期間20)が60を下回ったら売り決済

Oscillatorそれぞれに個別の設定ができるのでかなりストラテジーに自由度を持たせることが可能です。

■Osc Cross:エントリー用Oscillator選択画面

Oscillator1、Oscillator2のゴールデンクロスで買い、デットクロスで売ります。
Select Oscillator Type
2019年1月時点では下記インジケータをプルダウンから選ぶことが可能です。今後プルダウンから選べる種類を追加するかは未定になります。
追加してほしいオシレーターがあればコメントをいただければ検討いたします。

Select Oscillator2 Typeのみ「fixed」すなわち固定値を選ぶことができます。
fixed」にした場合oscillator1が「Buy Fixed Value」を下回れば買い、oscillator2が「Sell Fixed Value」を下回れば売ります。

Oscillator Length
オシレーターの期間

Oscillator1 Source
何を使ってオシレーターを計算するか
始値、高値、安値、終値、高値安値平均、高値安値終値平均、始値高値安値終値平均をプルダウンから選択可能
Oscillator Delay
オシレーターを遅延させることが可能
Swap Buy Entry And Sell Entry
買いエントリーと売りエントリーを逆転させるかどうか

■Osci Cross:決済用Oscillator選択画面

Use Oscillator For Exit
決済用に別途Oscillatorを使用するかどうか
Oscillator3,Oscillator4のデットクロスで買い決済
Oscillator3,Oscillator4のゴールデンクロス売り決済
となります

その他の設定項目はエントリーOscillator設定と同じなので説明省略

■Osci Cross:バックテスト期間を指定画面
MA Crossと同じなので説明省略


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My MACD★NEW 2019/01/30
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MACDを使ったバックテスト用ツールキットです。移動平均線の種類を選べるようにしたのでオリジナルのMACD風インジケーターを自作することが可能です。
2種類のEntry・Exit方式を用意しました。

方式①
MACDとSignalのゴールデンクロスで買い(下図青丸)
MACDとSignalのデットクロスで売り(下図赤丸)

方式②
MACDとSignal両方がゼロラインを上回れば買い(下図青丸)
MACDとSignal両方がゼロラインを下回れば売り(下図赤丸)

■設定画面

MACDの解説はこちらが参考になると思います。
短期、長期2本の移動平均線の設定が必要になります。MA1が短期、MA2が長期の移動平均線用の設定になります。各種設定に関しては上記MA Crossの解説を見ていただければと思います。
Signal Smooth MA Type
Signal Smooth
シグナル(オレンジ線)を作るための移動平均線の種類と期間
Entry Type
方式①を使う場合は「0」、方式②を使う場合は「1」
Swap Buy Entry And Sell Entry
買いエントリーと売りエントリーを逆転させるかどうか

Use MA For Exit
決済用に別途2本のMAを使用するかどうか
Exit Type
決済に方式①を使う場合は「0」、方式②を使う場合は「1」
Swap Buy Exit And Sell Exit
買い決済と売り決済を逆転させるかどうか




以上のような項目をポチポチとクリックするだけでバックテストができるようにしてあります。
少し設定項目が多く感じるかもしれませんが売買ルールになるべく自由度を持たせるためであり、ご了承いただければと思います。
先ほども述べましたが今後ツールキットの種類を増やす予定です。
その際noteの値段を上げることになると思います。一度noteを買ってしまえば、追加料金なしで追加分のツールキットをご利用いただけます。
また追加してほしい機能があればメッセージを頂ければ検討いたします。


購入に向いている方

・プログラミングの知識は無いがバックテストをしてみたい方
・バックテストをして裁量トレードや自動売買に役立てたい方
・どんなPine Scriptか見て勉強してみたい方
 Pine Scriptを勉強したい方は下記で紹介するPine教室もお勧めです

TradingView上で動作するPine Scriptで作ったツールキットです
TradingViewで見ることができるチャート全てに適応可能です
購入パートでPine Scriptのコードを提供し、動作のさせ方を説明します

お決まりの
本noteの内容により発生した経済的・精神的損失は一切保証しません
また有料パート内に記載しているコードの転用はいかなる場合も固く禁止させていただきます


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