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新人クリエイターをお探しならここで。


コンペ受賞曲を集めたアルバム作り続けています

私が主任を務めている大阪音楽大学ミュージッククリエーション専攻では年に2回、専攻生を対象にした専攻内コンペを行っています。
この専攻内コンペはその都度設定されたお題に対して、学生から応募された楽曲をミュージッククリエーション専攻の教員が審査し、各賞の受賞者を決めるというものです。
初年度から始めたので、もう15回ぐらいやってるのかな。結構やってますね。

その受賞曲を集めたコンピレーションアルバムをこれまで6枚リリースしてきました。

最新のアルバムがこちらになります。

私の一推し

これまでの受賞曲の中から私が特に好きな曲をいくつか紹介。

  • 夕方と猫の秋宗さんをフィーチャリングした楽曲、[Abyss Addiction]めちゃくちゃかっこいい。

  • 中島未有 [肚の底] 私が共同制作したいと思った、数少ない学生。とにかくすごかった。

挙げればキリがないのです。他、リリース作品はこちらでチェックしてください。今や売れっ子になったアーティストやクリエイターの学生時代の曲も聴けたりします。
ああ、こんな曲を書いて、そして今、こんなクリエイターになったのか!とか、マニアックな方は掘り下げてみるのも良いかと思います。

最近、外部にも開かれたものに改めました

このコンペは2022年までは専攻内で完結させていました。
講師陣が聴いて、受賞者を決めて、商品、トロフィーを授与して終わりでした。

それだけで終わらせて良いのか?こんなに素敵な曲を学生が書いてくれているのに?それでは勿体無い!と思い内容を改めたのが2023年。今年ですね。

どうしたかと言えば、応募曲を学外の音楽や映画のプロデューサー、クリエイター、映像監督、ゲーム会社のサウンド担当等、様々な業界のプロの方々にも聴いてもらうようにしたのです。

在学中からどんどん業界に学生を送り込んでいこうというのが狙いです。
今年から始めた試みですが、早速音楽プロダクションの方からリアクション、問い合わせがありました。続けていく事で、大きな流れを作りたいです。

専攻内コンペの意義

第一回から今も変わらず専攻内コンペが持っている意義と言えば、学生同士の切磋琢磨の促しと授業の課題では見えてこない学生の才能の発掘です。

若いクリエイターの卵は自分のどこが優れているのか分かっていない場合が多いです。

とても独特なグルーヴ感を持っている学生がいたとして、本人にとってそれは当たり前で、特にアピールする点でもないと思っている場合が多いのです。
それどころか、人と違う欠点だと思っている場合もあります。だから隠そうとするんです。

違う。それはあなたが持っているダイヤモンドだ、と。それを見つけて、引き出すのは私の役割です。

学生が自分で気がついて、自覚すれば、あとは勝手に伸びていきます。

あなたも聴いてみませんか?

外部に開かれたものにしたという事は既に書きましたが、聴いてみませんか?と声をかけられる相手は、専攻関係者の誰かの知り合いに限られています。
つまり拡がりが足りないのです。

このnoteを読んで、学生達の渾身の曲を聴いてみたいと思った方いらっしゃいませんか?是非、参加してください。

但し、プロの方に限ります。学生達が書いた曲の権利は当然学生自身のものですし、曲を作るというのは苦しみも伴うものです。その辺りをしっかり理解している方に参加していただければと思うのです。ひとまずプロ限定という事で。

興味を持たれた方はこちらから連絡をください。

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