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雨後の筍、日々の習慣をつける。

先の雨を恵として、裏山の筍たちがウゴウゴルーガの如くぐびぐび育ってます、その様はまさにバンブーがシュートしています。

筍が取れる裏の山は粘土質の岩盤に20〜30cm程度腐葉土が体積した土壌のため、基本はうわ根っこばかりで筍は大きくならないのですが、うまいこと斜面を這うように育つとご覧の如く。胴回り15cm、30cm程度のよい頃合い。
煮てよし焼いてよし、炒めてよし、炊いてよし。いわゆるうまいやつです。

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掘ったそばから皮をむき、下茹でまでを子供たちと一緒にする。

すると「カツオがやってたのやりたい」とのリクエストが。どういうこと?
かと思えば先日の「サザエさん」で、裏のおばあちゃんがカツオに作ってくれた梅干しの皮包のことらしい。

僕も小さい頃におやつにと出されて食べてました。しゃぶってました。そして唐突にレシピとも言えぬものを。
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1. 鬼皮の生毛を包丁の背で削いで下茹で
(今回は茹で水には桜の花の塩漬けで上がった水を利用しました)
2. 15分程度茹でたら粗熱をとる
3. 冷めぬ間に梅干しを包んで1、2日置く。
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今回は妻が調理用梅干しペーストにと分けてくれた種を入れました。さて、どうなることでしょう。

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子供たちには大きくしゃぶりづらいだろうから、梅が染みたら市販の酢昆布よろしく短冊上にしたいと思います。

さてStay Home。当たり前に子供たちは日々、自宅におります。巣篭もりにはルーチンワークを用意しましょうと、潜水艦の艦長や宇宙飛行士、人里離れたところで過ごす人たちが口を揃えて仰っています。それに倣って、上の子には日々のお風呂掃除をお願いすることにしました。朝食後、歯磨きのあと、ドリルの前に。

5日連続でお給金です。貯金箱をなくしてしまった(なんてことでしょう)というので、竹筒で作りました。貯まったら鉈で縦割り開放するやつです。

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「それどこに置くの?」とは妻の言葉。ごもっともです。そう言えば、うちの父も手作りのあれこれを与えてくれました。座面に鞣革を貼った大きすぎる椅子その他、激シブなあれこれを。竹の貯金箱、売りに出そうかしら、売れないか。


ありがたくいただき、世界のどこかにタネを撒こうと思います。