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「3つ」が文章を鋭くする

プレゼンテーションで、

よく聞く言葉、


「今日お話ししたいことは

 ”3つ”あります。」


そう、

この「3つ」というワード。


なんか、しっくりきませんか?


なんで

3つなんでしょう?


「1つ」でも

「5つ」でも

「7つ」でもない、


あえての「3つ」


でも、

ちゃんと意味はあるんです。


この「3つ」というワードが

文章をビシャリとまとめ、


引き締めてくれます。



読者は多くの情報をおぼえられない


前提ですが、


読者は文章のすべてを

おぼえられません。


note、

雑誌、

ネット記事、


ハッキリと覚えているものは

少ないのでは。


なんとなく

「あんなこと言っていたな」と

おぼろげなイメージが浮かぶはずです。


そう、

読者は1つの記事を通して

1つのイメージを得るような

ものです。


だから私たちが

文章にあれこれ詰めても、

届いていないことがほとんどです。


「これも伝えたい!」

「あ、あれも伝えたい!」

と書いても、


1つや2つ伝わるのが

やっとです。


悲しいですが。



「3」という数字はわかりやすい


でも、

書くからには

内容をまとめたいですよね。


そのときに登場するのが

「3」


この「3」が

ちょうどいいのですよ。


「1つ」だと物足りない。


「7つ」だと、ちょっと多い。

結局、

なにがいいたかったのか

わからなかったりします。


でも「3つ」なら

どうでしょう。


頑張れば

行ける気がしませんか?


しかも、

内容もちょうどいい。


「〇〇の方法 50選」

よりも

「〇〇の方法 3選」

の方が、


理解できそうな

気がしませんか?


そう、


人は基本、

手っ取り早く情報を得たいものです。


攻略情報があれば

すぐさま手に入れたい。


私はゲームをやれば、

すぐに攻略本を

買うタイプでした。


攻略情報も、

それなりに欲しい。


でも、

簡単に知りたい。


そんな情報を与えるのに、

「3」という数字が、ほどよいんです。



読者を読ませる気にさせる「3」


「3」という数字は

読者を

「ちょっと読んでみようかな?」

という気にさせてくれる。


それがきっかけで、

クリックし、

読み始めてくれます。


不思議なことに

「3」をつかうことで

読者を構えさせることができます。


野球だって

構えないとボールが捕れません。


構えますよね?

バッチこーい、て。


あれです。


「3」をつかうと

不思議と構えます。


そして、

この構えが必要。


「読んでみよう」と

前のめりになってくれること。


そうすると、

読者自信が、

記事から情報を拾ってくれます。


そもそもですが、


文章は

書き手と読み手が

それぞれやる気になってくれないと

いけません。


当たり前ですが、

書き手は「伝わってほしい」から

書くわけです。


「こんなこと、知って欲しい」と


だから

熱をこめ、

悩んで、

キーボードを叩きます。


んで、

それが読者に伝われば、

ハッピーエンド。


しかし、

そうもいかないときがある。


それは、

読者が

「読んでみよう」と

思わないとき。


つまり、

読者が「理解しよう」と思って

読んでくれないと、


伝わる情報は

半減します。


どれだけ

熱をこめようと、

読者が受け取ってくれなければ


私たちの

熱は伝わらないのです。


だから

巷では「読ませる」ノウハウが

出回っているわけです。


✅ キャッチーに書く
✅ パワーワードを使う
✅ 恐怖をあおる
✅ 素敵な未来を見せる


どれも

読者が自発的に

読んでくれるように

仕向けるわけです。


私は、あまり読者をあおるのが

好きじゃありませんが、


まぁ、

書くなら読んで欲しいですよね。


だからこそ、

けっこう「3つ」というワードは

多用したりします。


「3つだけ」と書くと

まとめるのが大変になりそうですが、


まぁ、

大変です。


ですが、

まとめる力は

確実につきます。


まとめるということは

情報を絞ること。


必要なものだけ残し、

捨てることです。


悩みのつきない問題ですが、


情報を絞り、

文章を鋭くすることで、


結果として

読者が読みやすい文章に

仕上がります。


そしてこの

取捨選択は

読者の「読んでみたい」という

気持ちを掻き立てる行為。


読者を

バッチこーい、と

構えさせることにも

繋がるんです。


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ここまでよんでくれて

ありがとうございます!


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