学ぶには「オンライン」 か 「 オフライン」か
元自衛官ライターの
わたろうです。
先日、昔を思い出しました。
きっかけは
クロサキナオさんの、この記事。
私が自衛隊をやめたのは
コロナ真っ只中。
外出自粛や
緊急事態宣言が、騒がれた時期ですね。
んで、
オンラインが主流になったのも
その頃です。
Web会議が広まり、
いまも主流になっています。
そこで、
思ったんです。
自衛隊の技術は
「オンラインで技術が身につくのか？」
特にみなさんが気になる部分が
「射撃」だと思うんです。
学校も、
会社も、
学びにオンラインが
登場するようになった、昨今。
特殊な学びも
オンラインで身につくのか？
それを考えてみた。
オンラインの魅力
オンラインの魅力といえば、
なんといっても「効率」
遠くにいても
繋がれる。
移動する必要もない。
ネット環境があれば
会うことも、
仕事をすることも
できちゃうわけです。
会議だって
わざわざ集まる必要もない。
さらに、
もう1つの利点は
「記録が残ること」です。
Zoom会議だって
録画が残ります。
会議となれば
AIが勝手に議事録もとってくれる。
「あれ？なんだっけ？」となったときに
簡単に情報が見れるんですよ。
おまけに
共有もできるときた。
ファイルを添付して
送信ボタンをポチッとな。
あっという間に
数十人に共有できちゃいます。
こうみると、
オンライン化とは
革命的です。
プラスもあれば、マイナスもある
ですが、
完璧なものなぞ存在しません。
利点もあれば
欠点もある。
もちろん、
オンラインにも。
オンラインの欠点は
「実物に触れられない」こと
みなさんは、
「オンライン飲み会」って
やったことありますか？
私は１回だけやったことあります。
ですが、
リアルの飲み会には
敵いません。
「触れられる」って
実に大きな役割を果たします。
飲み会で大爆笑して、
となりの人の肩をひっぱたくことだって
できやしないのです。
そう、
オンラインにないのは
「空気感」です。
Web会議が主流となりましたが、
いっぽうで、
会議中に
寝る人も続出しました。
寝ても、怒られにくいからです。
そう、
画面越しは
「参加している感」が薄れる。
空気感とは
リアルな人の集まりでないと
伝わりにくいものです。
オフラインで得られるものは？
オフラインは
確かにオンラインより
効率に劣ります。
ですが
「空気感」や人の「リアル」が
感じられるのは
やはり
オフラインしかないのです。
学生のころ、
先生に当てられないか
ドキドキした経験があるはず。
あれも
リアルだからこそ起きます。
学生のころのドキドキや
興奮って
目の前にリアルな人がいるからこそ
起きる。
そう、
リアルで起きることは
すべて「体験」に変わるんです。
オンラインでも
体験はできます。
Web会議でも
人と話せますし、
学ぶこともできます。
ですが、
人からにじみでる「オーラ」は
同じ空間にいないと
伝わってこないものです。
「オーラ」のある人と一緒にいると
ワクワクや、ドキドキがありますよね？
その胸の高鳴りも
「体験」の１つに変わるんです。
そう、
リアルで得られる体験の数は
オンラインの比じゃない、ということです。
体験が「人生」を変える
話を冒頭に戻しましょう。
オンラインで
射撃はできるように
なるのでしょうか？
まぁ、
無理でしょうね。
答えは「空気」です。
映画や、
テレビで、
射撃のシーンって
見たことあると思います。
簡単に撃っているようですが
実際、
めちゃくちゃムズイです。
んで、
この射撃を難しているものが
「空気」なんですよ。
いわゆる「緊張」
射撃時の
独特な「緊張感」
これが重くのしかかるから
簡単に当たらんのです。
これは
身をもって実感しています。
射撃は
狙って、
引き金を引きば、当たるという
単純なものじゃありません。
引き金の、重み。
引き金を引いた瞬間の、衝撃。
轟音。
火薬の匂い。
これは
リアルでしか、わからない。
そして、
射撃が身につくには
繰り返すしかない。
そう、
なんども、
このリアルに
触れるしかないのです。
射撃が当たる瞬間というのは
「人生」が変わります。
大袈裟ですが。
そう、
リアルな「体験」が「人生」を変えてくれるのです。
あなたには
恩師と呼べる人がいますか？
✅ 学校の先生
✅ 先輩
✅ 親
必ずあなたの人生に
大きな影響を与えた人が
います。
それは、
言葉か、
経験か、
なにがキッカケかはわかりません。
ですが
確実にいえるのは、
それらの恩師を通じて
なにかしら「リアルな体験」を
したからだと思います。
だからそこ、
現在のあなたにまで影響を与える
「体験」となっているんです。
オンラインは便利です。
ですが、
リアルでしか味わえないものも
あるということ、
忘れないでいたいですね。
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