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美容師こそ「緊急ではなく重要なこと」をやるべきだ

昨年末以来、サロンワークを仕事の中心に置くほどの日数で行なっております。

昨年末も数年ぶりにサロンワークを中心にしたので、美容師をやっている感覚がとても心地よかったです。

しかしそれは、美容師がワーカーから抜け出せないことを明らかに感じてしまう期間にもなりました。

今回は、美容師こそ「緊急ではなく重要なこと」をやるべきだ!という内容です。


【結論から】

美容師こそ「緊急ではなく重要なこと」をやるべきである。

長時間におよぶ肉体労働のワロンワークは、心身ともに疲労してしまう。

未来に繋げることが非常に設けにくい。

日々のサロンワークにより、積み上げる時間が忙殺されてしまう。

緊急ではなく重要なことができる時間を確保し、未来につながる時間を積み上げること。

【繁忙期は忙しい。。。】

当たり前なのですが、美容師の皆さんの繁忙期はめちゃくちゃ忙しいですよね。

3月4月の繁忙期は、卒業式の袴の着付けや、ヘアアレンジで始発からサロンへ、、、

なんて往々にしてあるわけです。

朝から晩までサロンワークに「追われて」しまいます。

そこに普段通りの「後輩の教育」やサロンの「定例のミーティング」などが入るので、体に鞭を打ってやり切る期間になります。

一方で、やっておる美容師自体は、意外と楽しく充実しているのも事実です。

【未来への積み上げ】

重要で緊急ではないこと。

このようなことを聞いたことがあると思います。

「私は2種類の問題を抱えている。緊急なものと重要なものだ。しかし、緊急なものは重要ではなく、重要なものは決して緊急ではない」

この言葉は、アメリカ大統領アイゼンハワーの言葉です。

簡単にいうと「時間管理」の考え方で、やることには「緊急の軸」と「重要な軸」がある。これを切り分け時間を最大限有効に使う考え方です。

時間管理には4つの考え方があり

1、重要でかつ緊急

2、重要だが緊急ではない

3、緊急だが重要ではない

4、重要でもなく、緊急でもない

このように分けられます。

1、重要でかつ緊急

今すぐにやらなければならないことですよね。

期限がきていることなど。

サロンワークだと「クレーム対応」やお約束の仕上げ時間を過ぎているお客様の対応です。

2、重要だが緊急ではない

中長期的な見通しのやることです。

戦略的な計画や、スキルアップなど。

自身の技術力アップや、独立の準備などにあたります。

3、緊急だが重要ではない

周りのスタッフなどに迷惑をかけるようなことではないが、自分自身が後々に大変いなるようなこと。日常業務などを指します。

美容師だと「サロンワーク」自体を指します。

4、重要でもなく、緊急でもない

ほぼやらなくていいものだと感じています。

形骸化したミーティング。サロンの不要な習慣や慣習。ルールや無駄な日報など。

個人に置き換えると「スマホゲーム」や「YouTubeをだらだら見ること」「TikTokを流し見ること」あげられます。

このような時間管理の考え方があり、答えを言うと、、、

2、重要だが緊急ではない

自分の可処分時間に、ここをいかに多く使えるかが重要になります。

なぜならば「未来につながる時間」だからです。

成長するための時間=投資になるわけですね。

時間がうまく使えない人や、成長が遅い人は「3、緊急だが重要ではない」ことに多くの時間を使っていることが言えます。

【美容師はどうだろう】

繁忙期をサロンワークに多くの時間を費やしたボクが、今月を振り返ると「3、緊急だが重要ではない」ことに多くの時間を費やしたと感じます。

決して「お客様を仕上げるのが重要ではない」という議論ではありません。

もちろんそのようなことは一切考えておりません。

ここで言いたいのは、日常業務に全ての時間を費やしていないか。。

ここがセンターピンです。

美容師のように朝から晩までサロンで過ごし、肉体労働を繰り返す仕事は、1日hが終わると疲労感も大きいと感じます。

そのような日常の中で、残された時間をどこまで「2、重要だが緊急ではない」ことに費やしているのでしょうか。

よほど自分に厳しくしなければ積み上がっていきません。

常に同じポジション「ワーカー」から変化をおこすことはないと感じます。

【重要だが緊急ではないことに時間を割り振ろう】

ワーカー(労働者)が悪いとかの話ではなく、スタイリストとして立派に勤め上げることは美容師としての鑑だと感じています。

しかし、ワーカーの視点のままだと「会社への貢献」や「会社の成長」、「自分自身の価値を高めた結果からの単価アップ」などはかなわないと感じます。

ワーカーの次のポジションは「経営者」です。

一労働者としての視点から「経営者視点」への転換が重要です。

経営者にならなければ「経営者」はわかることはありませんが、経営者視点というものは持つことが可能だと感じます。

このような視点の変化をもたらすことは、自分自身の時間の配分を「重要だが緊急ではない」ことに費やすことです。

【楽しく豊かになれる】

重要だが緊急ではないことを意識して取り組むことで「自分自身がとても豊かになれる」と感じます。

働きながら学校に通ってみたり、読書をたくさんして仕事の幅や、結果を出せば金銭的にも豊かになれるでしょう。

また、趣味に興じる時間を設ければ「より質の高い人生」を歩むこともできます。

毎日を日常業務に費やしていると、このような「積み上がり」がなく、ただただ時間が過ぎ去ってしまいます。

時間管理となると、タスク管理などの話になりますが、今回はそのような「タスク管理」の話ではなく、自分の体を全て投じてしまうこと。積み上がりの時間を取らない(取れない)ことは大きなリスクにつながることがおさえておくことです。

【まとめると】

美容師こそ「緊急ではなく重要なこと」をやるべきである。

長時間におよぶ肉体労働のワロンワークは、心身ともに疲労してしまう。

未来に繋げることが非常に設けにくい。

日々のサロンワークにより、積み上げる時間が忙殺されてしまう。

緊急ではなく重要なことができる時間を確保し、未来につながる時間を積み上げること。




みんなの日常のヒントになれば。


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小学校入学の頃からなりたかった職業=美容師✄


高校生で美容業界に入り浸り。店長・スーパーバイザー・取締役を経て、美容業界を俯瞰して見ています🌈


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